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EX90のリケーブルついでにMMCXコネクタケーブル対応の改造をしてみた

追記:2012/10/07

一部訂正しました。参考元のmasarinさんからコメントを頂いた際に気がついた部分を訂正。(masarinさんの情報は参考にさせていただいたのですが、誤解を与えそうな内容がありました。すみません。)

久々に休みらしい休みがあったので軽いノリでやってみたら休みがなくなったの巻

作ったもの

土曜日によるから初めて日曜日の3時まで頑張ってイヤホン本体の改造、朝にケーブルを作りました。

CIMG0081-001.JPG

音が変わったかはあまりわかりません。交換可能になることに意義があります(笑)

改造元より、MMCXプラグを使ってのケーブル作るのが一番苦労しました。初めて作りましたがピンの扱いに苦労してたのもあり耐久性に心配が残りますが、まあ作りなおせば良いかなと。

ともあれ大事なのは改造したEX90です。MMCXのケーブルは買えばいいのです買えば(しかし高めなものが多い)

続きます。長いです。

事の始まり

EX90の左側から音が出なくなりまして、以前イヤホンジャックの根本が断線したことがあり修理出来ましたが、今回はその部分ではない模様。

昔直した時のはこれです:EX90が復活! ~プラグ付近の断線からの回復修理の工程~ - Mattari Diary

ケーブルを動かしてみるとどうやら左ドライバ側の線が怪しいようで、これを直すとなるとドライバ側からのケーブル交換しか無さそうです。

EX90の本体からケーブル交換している方がいるかをぐぐってみると画像つきで解説が!

SONY MDR-EX90のリケーブル修理+10Proホワイトケーブル - 不器用貧乏メモ

交換は案外簡単に出来そうに見えてきました。

後は実際に作ってみるとなりますが、前々からやってみたかったことを試して見ることにしました。

リケーブル→リケーブル可能のイヤホンに改造

この件で色々と情報を集めていて興味が湧いたのが、MMCXコネクタを使ったケーブル。Shareのイヤホンシリーズで採用されているコネクタで、ケーブルを自作されている方々をよく見ました。

Shareイヤホンの本体側はレセプタクル(メス側)らしいです。プラグ(オス側)を手に入れるのはそれほど難しくないようで、電子部品を扱ってる通販で簡単に手に入る模様。

このMMCXコネクタは、主に無線機器のアンテナ線や、電子機器の内部にもよく使われるものです。自作の電子機器でも使われているらしいです。となるとレセプタクルも当然買えそうで、いくつかの通販サイトで用意されていました。

イヤホンを使っていると結局ケーブルがだめになるのがネックでして、交換式のイヤホンがほしいなと思っていたのと同時に既存のイヤホンも交換式に出来ないかなーと思っていましたが、MMCXコネクタの存在を知って改造して見ることに。(普通ならこんなふうに考える人はいないだろうなあ)

材料

コネクタ以外は至って普通のイヤホンコードの作成になるので、普通に揃えます。参考にしたブログの方々がお使いになってた材料を使ってみました。

  • MMCXプラグ:MMCX-JC174
  • MMCXレセプタクル:MMCX-50KE
    • (追記:2012/10/07:masarinさんのブログのものとは違いますが、安かったもので採用しています)
    • このお店だとレセプタクルも手に入ってどちらも単価200円!
    • コネクタ一つで200円とか高くね。。。って寸法を見たらすごく小さいことを知って納得
  • 線材:KPPV-SW 13/0.08x1C
  • 線の保護スリーブ:100円ショップの自転車荷台ゴムの布スリーブ
    • 線材の保護。絡み防止も。
    • 参考:masarinのオーディオ奮闘記 気軽にSHURE イヤフォン リケーブル
    • 2chのコミュニティ (追記:2012/10/07:masarinさんのブログが初見でした。すみません)では中国製の荷台ゴムはゴムが取りやすくておすすめらしいです。実際に日本製と中国製でゴムを取り除いてみましたが、日本製はぎっしり詰め込んでたり平たく薄いゴムで、引っ張るたびに切れて大変でした。
    • この他にも、靴紐で中空になってるものを使ったり、市販されているスリーブを使っても良いとのこと
  • 3.5mmステレオミニプラグ:REAN(Neutrik) B4M13D
    • 共立エレショップで線材を買うついでに。ついでに見つけたのとかっこ良かったので
  • ギボシチューブ
    • MMCXプラグを保護するために。
  • 熱収縮チューブ

    - 線材やギボシの周りを保護します。赤と青を用意してLR判断出来るようにするとカッコよさそう(よい)です。

工具は、半田ごて、はんだ、半田ごて台、ラジオペンチ、ニッパ、接着剤(瞬間接着剤、シリコン系(ボンドSUシリーズ))、ミニバイス(圧着に)精密ドライバ(後述) など。

半田ごてを使うので、金属でできたトレイがあるといいです。(お菓子のカンの蓋とか便利、自分は色鉛筆で使われてる金属のケースを使ってます。)

通電テストが出来ると楽で、テスターなどあると良いです。

構想

MMCXレセプタクルをどうやって本体につけようか考えてみましたが、以下の方法を考えてみました

  • 本体からケーブル部分のアルミスリーブを潰して、MMCXレセプタクルを埋め込む
    • 埋め込めそうな大きさなので、試してみます。
  • 外装を作る
    • 本体から出ているケーブル部分のアルミスリーブを取り除き、代わりにギボシを接着してMMCXレセプタクルを取り付けます。
    • 耐久性が不安。
    • もしくはプラスチックパテで周りを作る。塗装して・・・
    • もしくはアルミのパイプを切って加工して接着など・・・
    • 難易度高すぎ。工具も無いし。

ばらしながら試していくと、埋め込むぐらいの隙間があったので、埋め込み方式を採用。

作業ログ

イヤホン本体加工

結構雑な作業履歴です・・・

まずはばらしていきます。元の形はこれでさようなら。

CIMG0056-001.JPG

情報通り、アルミキャップをこうやって引っこ抜きます

CIMG0057-001.JPG

本体から余分なケーブルなどを取りのぞきます。構造上割るしかなかったので。壊したかのように見えますがこうするしか方法が・・・

よく見ると、MMCXレセプタクルが内蔵できそうなので、この部分を加工してレセプタクルを埋め込みます。

CIMG0058-001.JPG

MMCXレセプタクルです。ちいさい

CIMG0060-001.JPG

まずはこれをイヤホン本体に仮付けしてみます。多少大きいのですが、本体側を加工して埋め込みます。

CIMG0061-001.JPG

仮留に使ってるのは「ひっつき虫」というものです。ポスターを壁に貼るときに使えますが、小さいものを固定するときにも使えます。便利。

大体入りそうなのがわかったので、イヤホン本体にレセプタクルを付けます。まずは余分な足をニッパで切断。真ん中は全て切らずに5mmほど残す。

ちなみに真ん中の足はLやR側で、周りはGNDとなる予定。

CIMG0063-001.JPG

レセプタクル側に半田を載せて、それから線を当ててハンダ付け、通電テストをします。

線の色に注意で、赤、黒っぽいのがLやR側(どちらがどちらの色だったか忘れました・・・)、ゴールドの線はGNDのようです。

CIMG0064-001.JPG

本体に埋め込みます。仮留してみるとこんな感じで隙間が多少あるので、プラ部分を削るなどしてそれなりに入るようにしていきます。

CIMG0066-001.JPG

ボンドSUで接着します。接着剤は中のドライバ部分に流し込まないようにします。

CIMG0076-001.JPG

接着箇所が小さいのでこれで頑丈に出来るわけではありませんが、アルミキャップがあるのでこれでプラグの取り付け、外しの強度には何とか耐えそうです。(普段あまり外しませんし)

CIMG0077-001.JPG

ミニバイスで圧着してしばらく放置(一晩ほったらかし)

ケーブル作成

手順としては参考ブログと作り方はほぼ同じです。詳しくはそちらをご覧下さい。

ケーブル皮膜を向き、プラグのピンにケーブルの芯線をはんだ付け、プラグにピンを押しこみ、ピン周りを接着剤で固定、GND側をはんだ付け。が一連の流れです。

で、撮った写真でも同じやり方でしたがMMCXプラグのピンが入りづらくて参ってました。この改造で一番苦労したのがここで(汗)

ピンとケーブル芯線をこうやってハンダ付けしていましたが、これだとピンを入れるときに芯線の強度不足で入りません。

CIMG0070-001.JPG

失敗が多かったのでやり方を変えました。

強度を上げる方法として、芯線の皮膜のむく分を少なくしてピンとハンダ付けした時に芯線の皮膜を多く残すことにしました。写真では1cmの芯線から7mmほど皮膜を剥いてますが、これを3mmにして、ピンに半田付けしたら芯線自体が見えないぐらいにします。これは絶縁もできるので一石二鳥です。(こちらのほうが普通?)

ですが、この方法でもピンを完全に押しこむのは難しく、結局ピンをプラグに入れるときに超精密ドライバのマイナスドライバを使い押し込みました。

ピンをプラグに差し、ピンを入れた方向にマイナスドライバも差し込んでピンと芯線の間に引っ掛けて押し込みます。強すぎると芯線が切れてしまうので程よい力加減で。

(写真がなくてすみません。作るの必死だったので・・・)

...

プラグ側でピンがスナップ部分と同じ高さまで出てくれば成功です。(でないと接触不良か接続出来ません)

作り終わった後はMMCXレセプタクルを取り付けて、通電テストをしてみます(写真わすれました)プラグを回しても通電していれば大体は大丈夫です。

ピンの差し込みが大丈夫なら、瞬間接着剤をピンを差し込んだ部分に流して動かないようにします。その後GND側に配線し、熱収縮チューブで絶縁。

CIMG0073-001.JPG

CIMG0074-001.JPG

例によって参考ブログを真似て、色つきチューブでL/Rを分けれるようにしました。ギボシを入れたり収縮チューブで表面を保護して、通電テストが出来ればプラグ部分は完成

CIMG0075-001.JPG

例によって(略)で、左右の線を束ねる部分を作り(これも例によってでMMCXコネクタの圧着チューブで止め収縮チューブで保護、ステレオミニプラグ側まで線材を捻る、保護スリーブを入れる、ステレオミニプラグを取り付けて完成。

CIMG0078-001.JPG

左右のケーブルスライダーも作りました。出来はあまり良くありませんが。上の左右の線を束ねる前にスライダーを通しておかないと通せなくなるので注意。

CIMG0079-001.JPG

完成図はこちら。

2枚ありますが、1枚目が最初に作ったもの。2枚目というか記事のトップにある絵はMMCXプラグの接触不良で作りなおした後の写真です。

CIMG0080-001.JPG

CIMG0081-001.JPG

...

というわけで無事に改造出来まして、ケーブルもMMCXコネクタが使えるイヤホンに再利用できるものが出来ました。

工作としては、何度も言ってますがプラグ部分を作るのが辛かったです・・・ピンを入れるときの力は結構必要なので、それに耐えれる芯線かやや細めの単線で補強するのが良いかもしれません。

EX90本体にMMCXレセプタクルを埋め込んでみましたが、案外綺麗に入ってくれました。アルミキャップで汚い部分も隠してくれるのし、強度も保てそうなで、こうした改造はしやすいものだったかもしれません。

それもあってボンドSUを使っていましたが、エポキシ樹脂の接着剤やパテを使ったほうが強度が出るかと。

失敗をするだろうとMMCXコネクタをたくさん買ったはものの、それなりに余ってしまったのでまた改造ネタにでも使おうと思います。

今メインで利用しているAurvana in-ear 2もケーブルがそろそろ危なく、ケーブル交換式に改造してみたいのですが別のメイン機種を買ってからのチャレンジを考えています。(無謀ですが、分解方法を知ったので -> AURVANA In-Ear2 分解してみた イヤホン測定結果置き場

で次買うとしたらShareイヤホンになりそうです。MMCXコネクタ使えるし!

SHURE SE315バランスドアーマチュアー型
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そういえばEX90はすで���生���も販売も終了されたそうです。後継機はEX510とかですかねえ。今ならBA機もあるのでそちらでも良さそうですが。

EX510の一つ前にあったEX500は無くしてしまったのですが、あれもコネクタ内蔵にしてみるのも面白かったかもしれないなあ。

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX510SL ブラックMDR-EX510SL/B
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実家の自動車プレス金型設計業(sano-design.info)に所属。
また東海大学石井研究室(ishiilab.net)でたまにお手伝いしてます。
サイト制作/python/Ubuntu 作ったり扱います。 小さいガジェットがとっても好き。
最近は諸事情で家事業が多めです。

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