祖母と祖父の思い出

2021-05-12(Wed) Diary

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    他方にご迷惑おかけしたのでその報告もかねてですが、4月の終わりに祖母が逝去しました。享年100歳です。

    享年なので数え年となりますが実に1世紀に生きてきた方です。

    (同じぐらいで著名な方といったら、フィリップ殿下 ですね。比較するわけじゃないですが1歳違いです。)

    亡くなるその日も意識的にはしっかりしていて、声を掛けるとしっかり目を見てうなずいたりしていて、そんな様子もなかったものです。最後の最後に苦しむ様子がなかったのは家族としてもホッとしてます。

    実家としてはずいぶんと久しぶりの葬儀となったので大変忙しくて(最近の葬儀事情も重なり)初七日まではあっという間でしたが、少し落ち着いてきたので思い出がてら日記に残します。


    年末には色々と事情も重なって在宅介護でしたが、祖母にとっても、家族にとっても、いい時間を送らせてもらえたと思います。

    介護中のエピソードと言ったら色々あるのですが掻い摘むと

    • 退院して食事は難しかったものの、好きだった甘酒やお汁粉を飲めて喜んでいたり
    • 寝たきりで腕が固まってしまうのを防ぐために犬の抱き枕を買ってあげましたが、抱えている姿は可愛いと訪問介護の看護師さんや介護サービスの職員さんには評判。本人も満更ではなかったようです。
    • 実は年末入院していた病院先の看護師さんも癒し系だったそうです。ちょうど新型コロナ対応もあってピリピリされていた、そんな中でも癒されるわ〜といってもらえる

    そんな茶目っ気たっぷりな姿を振り撒いていた祖母ですが、歩んだ人生は大変なものだったようで、祖父を早く無くして父を含むきょうだいを育て上げた方です。

    その後も米農家でもある家の仕事を続ける方でした。実にタフな方でしたが、孫になる自分含めてどんな方にも優しく家族思いな方に見えました。

    動物好きなのもあり、雨の日に田んぼへ捨てられてしまっていた子犬を助けた後、懐いてしまってこっそり連れて帰ったりすることもありました。

    結果飼うことになるこの子犬も18年も長生きする立派なお犬に成長していったのを見ると、色々と分け与えていたのかもしれません。 -> 忠犬お犬様

    農家に嫁いだ方でもあるのですが、祖母は物を作る人でもありました。作物はもちろん、昔から使っていた竈門で煮炊きもして、道具も自分なりに直しながらムダなく使う方でした。毎年作ってくれた湯で落花生(静岡でも良く食べます)や枝豆、煮物やたくあん漬けは良く食べていました。懐かしい味です。

    個人的な思い出としては、私もものづくりが好きでちょっとしたDIYをしてますが、よく祖父に似て器用と言ってもらえたのを思い出します。会ったことがない祖父にちょっと似ているのかなと思えたりとちょっと嬉しい物です。

    いろんな話もしました。テレビのニュースもよく見る方で、話をするときには、この漢字ってこう読むの?この話題こういう意味?と勉強熱心な方でもありました。ボケちゃってない?と聞かれたりしますが、最後までそんなことありませんでした。

    少し前に色々と頼むなと言われてしまって、そんなこともあって今の自分があるのですが、できれば最後まで見守れるといいなと思っていました。なのでいい時間を過ごさせてもらいました。


    実は祖母が亡くなった少し前に母方の祖父も亡くなってしまいまして。重ねて残念なことでした。

    祖父も享年96歳でした(うちの家系は長生きな方が多い)学校の休みの時期に遊びへ行くぐらいでしたが、それでも孫に良く気をかけてくれた方で、いろんなことを(もの含めて)いただきました。

    学生時代によく仕送りとして缶詰やジュースをいただいたり世話になりっぱなしで、ようやく今から恩返しできるかなーと思ってました。

    新型コロナウィルス感染症の影響もあり、病院に入院したと連絡があった時にはすでに会う機会を無くした状態でした。仕方がないことではありますが、最後に会うことが叶わなかったのはとても残念に思います。


    私にとっては祖母も祖父もとってもお世話になった方です。こんなふうに書き残すことで少しは供養になるかなと。

    最後に、最大級の感謝と敬意を込めて。

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    祖母が亡くなって初七日はすぎましたが、何となくいつもの感じには戻りきれてなくて、日常いつも顔を見れた方がもういない影響は大きい。

    いつも通りになるにはもう少し時間がかかりそうです。