ASUSTOR AS-204TEレビュー:セットアップ編

AS-204TE関連の記事一覧はこちらより

初回の続きです。

初期セットアップ

最初の画像は起動直後の次の画像です。HDDが刺さっていないとHDD入れてくださいと言われます。その時にHDDは初期化されることもアナウンスされます。必ずバックアップをしておきましょう。

設定としてはそこまで多くやることはないです。NAS名は各サービスのホスト名に使われることが多いっぽいです。

日付の設定。表示するときのフォーマットも選べます。NTPサーバーは独自のものが選べない?ここでは出てきませんでした(ちょいとうろ覚え)が、メインメニューの設定ではサーバーを選ぶことが出来ました。

最後にネットワークの設定です。

初期化が始まります。

これで終わりです。なお今回はHDD1枚を指してのセットアップだったので、ディスクが数枚入れた状態で作業した場合はわかりません。もしかしたらディスクの構成を選択させられるかもしれません。

メインメニュー

ログイン画面です。

メインメニューです。QNAPよりインターフェースが簡素化かな

ストレージの状況が確認できます。これはRAID1を構成し始めた時の状態です。

構成するときは作成ボタンを押すことで行えます。あとは指示通り進めるだけです。クイックセットアップと拡張セットアップとありますが拡張を選ぶと好きなような構成を設定できます。

あとMyArchiveというモードも有りましたが、それについてはよくわかっていません。

アクセスコントロールで、ユーザー、グループ、共有フォルダを作成します。ユーザーとグループを作って、権限を与える共有フォルダを作れば良いです。

共有フォルダは各種サービスでも利用されるので、必要に応じて作る必要があります。またサービスによっては自動的に作成されることもあります。

アクティビティモニターです。CPU使用率、メモリ使用率、ネットワーク使用率、ディスク使用率と稼働プロセス一覧が見れます。

プロセスを見るとmd1_****とあるので、RAIDの作成ははmdadmを使っている?

外部機器

こちらも専用のアプリで確認できます。USBで接続した機器はこちらで確認できますね。Bluetoothがあるのが面白いです。有線LANの認識はしてくれないようです。

設定画面

気になるところだけピックアップ。

ハードウェアの項目ではLEDの明るさ設定ができます。

ネットワークゴミ箱は、SambaとかAFPで削除したファイルをゴミ箱として一時保管するか設定できます。ゴミ箱は、ボリューム(RAID構成やシングルHDDとか、外部機器のHDDはなさそう)ごとに設定されます。 スケジュールでゴミ箱を空にすることも出来ます。

一般では、サインインの壁紙などを変更できます。

システム情報

ここではNASの情報や状況が確認できます。

サービス

サービスは、標準で利用できるネットワークサービスの管理画面です。有効にしたい時にこちらから設定します。

バックアップ

こちらでは、NASのバックアップを行う様々なメニューが設定できます。

クラウドバックアップでは、Amazon S3のみ選択できます。S3も利用してみたので、別の記事で扱ってみます。

アプリ

アプリの一覧は、WEBからでも確認できます。

もちろんNASのWEBインターフェースでも見れます。App Centralアプリを動かすとアプリストアを出せます。

開くとインストール済みの一覧が出てきます。適当に使ってみたいアプリを入れてみてます。Download CenterはBitTorrentのクライアントだったらしいです。Linuxのダウンロードに使ってみます。

なおDropboxというアプリはDropboxのCUIインターフェースのラッパーで、CUIにはPythonが使われているのでPythonの環境もインストールされました。

こんな感じでアプリを選べます。カテゴリメニューはカテゴリ名一覧からカテゴリ内のアプリが見れます。

感想

ここまででひと通りのシステムでできることがわかります。。できることの仕様は公式を見たほうが早いです。

Asustor Inc. 華芸科技 - Innovation Makes a Difference

とにかくできることがたくさんあり、しかし多くはすぐに使うことは無いですね。便利そうなサービスもあるのですが、必要そうになったら使ってみることにして。

性能はあまり調べていませんが、Rsyncしている時は利用しているHDDの性能-10%ぐらいのI/O性能が出ていると思います。

(iscsiを使った時にsambaとiscsiのベンチマークを載せてみました。詳しくはこちらより-> ASUSTOR AS-204TEレビュー: iSCSIデバイスとしてサーバーと接続する)

ところでこのNASとは関係ない話ですが、性能テストしようとYosemiteのマシンでSamba接続での性能を調べようとしてみましたが、接続が遅くてベンチ以前の問題でした。Yosemiteとsambaと相性はあまり良くないんでしょうか・・・

あと大事なことですが、HDDはホットスワップ対応でした。RAID構成の場合はどうなるかわからないのですが、新しいHDDを挿したら自動で認識してくれました。

続きます

ということで続きます。次はRsyncサーバーを作って、バックアップしたデータをRsyncする話を載せます。それ以降はいろいろ使ってみたサービスの設定方法を載せます。

ASUSTOR AS-204TEレビュー: Rsyncサーバーを動かしてデータを復元してみた

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