#pyconjp 2014見に行ってきた
PyCon JP 2014 ということで、今年は国内のイベントとして(前回はAPACとしてアジア域の規模)やるとの頃でしたが、参加人数は前回より多い?ようなぐらいの規模となってました。1日目のパーティに参加された方が半端ない人数でした。1日目の白熱っぷりは本当にすごかった。
何を見たか?
一日目はキーノート以外のセッションを時間いっぱいまで見ました。二日目はキーノートとジョブフェアを見ました。
一日目に見たもの
キーノート見れなかった
一部で物議をかもしたキーノートらしいです。そしてまだ見てません。。。
Python3について個人的には日本語圏にはものすごく良い環境なので、条件がそろう、やる気があるのであればとっとと採用したほうが良いと考えてます。
自分はこれからのプロジェクトにはPython3(3.4)メインにしていきます。 (と言ったもの使われる大きなライブラリが対応してないと手を出しづらいのもありますね。。。)
セッション
見たセッションについて感想や思ったことを残しておきます。
裏のほうも面白そうでしたが、こちらも刺激たくさんなセッションでした。
CH03 Djangoアプリケーション、パフォーマンスチューニング (ja)
- Djangoのパフォーマンスチューニングというデータベースのクエリー設計のお話でした。
- ぶっちゃけWEBサービスはDB使うんだし、DBのクエリーの挙動やDjangoのORマッパーの挙動はちゃんと確認すべき
- Djangoにはそういうものに対しての機能が用意されている
- 感想
- アナライザーが非常に便利そうでした。いつか使う日が来るんだろうか。。。
- テンプレートを簡単に書くとアレだけクエリーが出されてしまうのに驚く。
- 困ったら/困る前にソース覗きに行くの大事
- そしてソースを見ることができるOSSに感謝
CR03 Python, Raspberry Pi, Arduinoで作る消費電力モニタリングシステム (ja)
- Arduino, Ras-Piは押入れに閉まっていませんか?(あるある
- 組み合わせるととても面白い。そしてそんなに難しくない。
- Arduinoをシンプルに必要な物だけ削ぎ落とすと364円!
- ArduinoをPythonでコントロールするには
- FirmataというArduinoのコントロールをシンプルにするフレームワークのバインディングのpython-firmata
- シリアルコンソールで操作するためにpySerial
- 感想
- 自分も押入れに閉まっているタイプです(汗)これから出して作りたい(お風呂の温度センサーが欲しかったのでプロトタイピングします)
- ArduinoはセンサーとRas-Piは母艦として動かすというのはいいアイディアだなと
- Arduinoの操作を考えてけどシリアルコンソールを使う話については良いことを知りました。
- でも電気回路に明るく無いので嘆いています。。。
- 配電周りは資格(第二種電気通信事業者)必要だから、実際のコストはいかほどに?(違う
CR04 Micro Python で組み込み Python (ja)
- マイコン+Pythonの時代がやってきてる
- ソースコードあるのと、(ほぼ)互換ボードが秋月にあるのでつくろうと思えば作れる
- Pythonは単純にコードを動かすだけではなく、REPL(インタラクティブシェル)が動いてる(!!!?)
- ただPythonを動かすのでC言語等と比べるとCPUのスペックにしては性能は出ない
- 感想
- 実際に動いているものを見て感動してました。すごい時代になった
- これもRas-Pi組み合わせるなりすればすぐに使えそう。ソフトウェアの実装も早くできるし。
- 相変わらず電気回路に疎いので誰か教えてください(ヽ´ω`)
CH06 PyCharm活用術 (ja)
- 感想
- PyCharmの使える機能盛りだくさんの紹介でした
- PyCharm素晴らしい。
- 業務でバリバリPython書くならぜひとも入れたい。
- Sublimeとどのぐらい勝負できるかとか比較してみると面白そうです。(エディタと比較してもか。。。w)
CH07 リファクタリングツールあれこれ (May the force be with you) (ja)
リファクタリングツールあれこれ — pyconjp2014 1 documentation
- リファクタリングツールは使うべきという話で
- 人間が見るより自動整形や自動警告を取り入れよう
- 感想
- PEP8とFlakesの違いがこの場でようやくわかりました(汗)
- 個人的にRopeがすごい気になってます。試してみます。
- Sublime textにも使えるパッケージはたくさんあります。
- 自分はLiner系はpyflakeを使ってますがflake8も試してみます。
- SublimeLinter/SublimeLinter-flake8
- SublimeLinter/SublimeLinter-pep257
- SublimeLinerが要必要:Welcome to SublimeLinter 3 — SublimeLinter 3.2.9 documentation
- wistful/SublimeAutoPEP8
- autoflakeはなかったかも
- 色々入りだとこちらのほうが良いかもしれません : Anaconda - Packages - Package Control
- JulianEberius/SublimeRope
- 腱鞘炎持ちなので積極的に取り入れて、余分な操作を減らしていきたいですね
CH08 Python を支える技術: ディスクリプタ編 (ja)
\* ディスクリプタの中身解説でした。 \* 特殊メソッドが実際にどう動いてるのかとか \* へえの連発でした(この程度の感想ですみません><) \* selfがなぜself以外の名前でも良いと言われていた理由が分かりました \* 属性アクセスを使いたい時にあたった時に。。(クラスで今のところ。。。)
二日目に見たもの
CH10 Opening~Keynote: Hirokazu Nishio
- Jythonプログラミングの本の方でした。
- 難しいテーマでした
- Redescover for pythonから、そもそもdiscoverするには?と入って、まさかこんな話が聞けるとは
- 研究室で色々やっている人間というのもあって関心あるテーマでした
- 盲点をする過程で利用する5つの要素は相互に作用していると思いますが、いい例をお知りなら聞きたかった。
- 盲点について理解、自覚出来た時に、記録するとスキルツリー的なものができるかもしれないなあとも。
- マップを共有できるシステムとかあれば、学習系のサービスとして面白いかもしれないなとか
- U理論勉強してみます。良い本とか知りたい。
- これも見に行きたいけどちょっと厳しいかな。。。 : 京都大学サマーデザインスクール 2014
- サイボウズ式で特集しているあのインタビューは、まさにいま試行錯誤されているものを見ていることだとわかってちょっと興奮してた
- 続・エンジニアの学び方 | サイボウズ式
ジョブフェア
転職関連のイベントとされていましたが、国内の有名な会社の方々とのパネルディスカッションとLT(転職系イベントなので会社紹介オンリーで)とミートアップをされていました。 個人的な話ですが、今の行っている仕事に不安や焦りもあったりしていて、何か参考になる話があるかなと思って参加していました。
各企業の意見を聞いていたのですが、それぞれ規模もサービス内容も違う中、やはり共通してることは試行錯誤はどういった方でもやられているんだなと改めて(当たり前といえばそうなりますが)感じています。
エンジニアの裁量を重視するという話も興味深かったです。てかJIRAとかSlackとかHipChatとか使いたいよね。
このセッションはエンジニアtype主催?だったようで、レポートも上がっていましたのでぜひとも。あとVOYAGE GROPPのブログで補足記事が合ったのでついでに。
Web企業5社のツール導入プロセスに込められた開発ポリシーとは?~PyCon JP 2014ジョブフェアレポート - エンジニアtype
VOYAGE GROUP エンジニアブログ : PyCon JP 2014 ジョブフェアのちょっとだけ補足 #pyconjp
カメリアアプリも入れて使ってみてます。面白いアプリですがキュレーションサービスに慣れていないのか、突っ掛かるところもあるのですが、そういう意味でも面白い経験をしています。
雑感とその他いろいろ
Pythonistaは日本にもたくさん居ました。Pythonもっと使っていきます。(今はGoも興味あるけど。。。
前年に引き続き、@kzfmさんとお会いできたのはよかったです。 地元富士では、明日コンピュータービジョンの勉強会に(何も考えないで飛び入りな)参加をしますがまた宜しくお願いします。
静岡Developers勉強会 コンピュータビジョン vol.8 - connpass
後、@aoshimanさんに促されて?もくもく会でもやろうという話があります。 富士でやるなら(実は初めてですが)セッティングできると思います。11月頃がいいかなと思ってます。どうでしょうか? どういうテーマのもくもく会がいいか考えてなかったのですがテーマとか必要かな?