Unite Tokyo 2018に参加してきました
5月の頭に開催されていたUnite Tokyo 2018に行ってきました。本業が3Dを扱うデータが多いのと、VR(AR,MR)あたりをそろそろ触ってみたかったのと、Unityってどのぐらい利用されているのか知りたかったのでいいタイミングでした。
旅行記的な感じでまとめておきます。
基調カンファレンス
今年からよく見られるようになってきたVTuber界隈から、キズナアイさんがビデオで登場していましたが、、、
キズナアイほぼ初見だったので腹黒さだけしか覚えてない(おい / 【速報】Unite Tokyo 2018開幕 キズナアイも登場した基調講演でUnityエディタ日本語版を発表 https://t.co/p5kQCGjLBO
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) 2018年5月7日
Unity=ゲームエンジン,他業種でも使われている程度の知識で、よくわかってない人間からするとそんな事もできるんだの話ばかりでした。 プロトタイピング的にゲーム内のエリアを作れるProBuilderというツール, エフェクトをGUIかつパイプライン処理で作れるShader Graph, 終盤に紹介されたVR上でゲームデザインもできてしまうCarte Blancheがとても興味深くて楽しそうでした。
「Unite Tokyo 2018」基調講演からUnityの未来を垣間見る - GAME Watch
あとUnity Editorの日本語版は新規参入者からすると嬉しい半面、Twitterを眺めてるとググラビリティが減るのではとの懸念もみました。
見たセッション
実は二日目までしかいられなかったので非公式セッションをメインに見てきました。写真も撮ったのですが、上げていいか微妙に判断できないのでやめておきます。
トヨタのVR/HoloLens活用事例ご紹介
- トヨタの技術研究関係で、主にトレーニングやVRによる乗車やインテリアを見れるような体験サービスの事例がメインでした
- 製造業のメーカーはかなりやりこんでます。VR系はそちらでも活用広がってそう
- あと、基調セッションでも見たPiXYZプラグインもすごく良さそうでしたが、色々あるけどお高いんでしょーって感じですかね?
Oculusで作るスタンドアローン・モバイルVRコンテンツ
- Oculus Goの開発手法で、興味深かったのは目線の周りをぼやかして負荷を抑える技術とか
セッションが終わったちょっと後に井口さんがQAをやられているときに突撃してOculus Goを体験させてもらいました。もう本当に感謝です
明日の #UniteTokyo2018 の裏目標は展示が無いはずのOculus Goを関係者の方を探して試させてもらう面の皮が厚いようなことを頑張ってやる。
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) 2018年5月7日
↓
#unitetokyo2018 OculusGo体験させてもらいました! @needle さんありがとうございました! 多分近いうちに買います 😀
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) 2018年5月8日
(この数日後にもう買ってましたw)
あとSanta Cruzはとても期待ですね。
Oculusの次の一体型VRヘッドセットは現実の物体を認識?関係者明かす | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報
#UniteTokyo2018 Oculus Goの次世代はこれなのか pic.twitter.com/MXwFzBBsEK
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) 2018年5月8日
トヨタ自動車向け遠隔地3D車両情報共有システムにおけるPhotonご利用事例と最新情報ご紹介
- Photonを知らなかったので、そんなことができるのかという感想ぐらい
- VR上でモデルを見ながらの打ち合わせで海外を超えるときは便利かも。無償でできることがどのぐらいかが気になったかな
見れなかったセッション
あと東雲めぐさんが大活躍だったらしい、XVIのAnicastセッション見たかったなあ。→動画公開されてた!見れてよかった :)
見れるようになってる!!!
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) 2018年5月31日
/ 【Unite Tokyo 2018】AniCast!東雲めぐちゃんの魔法ができるまで https://t.co/pZ8YcSAyOt
展示で見たもの
#unitytokyo2018 で体験できたのは HTC Vive Pro, Hololens, OculusGoと贅沢だった。。 どのデバイスも数年前に体験したVRデバイスよりもメガネは問題なく使えるから、今なら安心して購入しても良いと思う。
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) 2018年5月8日
/ 国内最大のUnity開発者イベント、Unite Tokyo 2018 https://t.co/k8PFIwcEia
HTC Viveのゲーム体験をやりましたが、何度か経験しているものの相変わらず良かったです。6DoFができる環境は憧れる
(詳しくはこちら: いらすとや、VRの「3DoF」「6DoF」に関するイラストを公開 | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報 )
それとMS Hololensもソフトバンク系のブース内で体験させてもらいました。建築業で実寸の建物をその場所に投射できるデモだったけど、実際に体験していると細かい部分も見れるのは魅力を感じます。
(写真撮り忘れたのでTwitterから拝借...)
HoloLab さん Softbank C&S さんの
— ちょまど@プログラマ兼マンガ家 (@chomado) 2018年5月8日
ブースで体験してきた!
AR CAD Cloud って製品で、CADデータを HoloLens で可視化するサービス!すごい!#UniteTokyo2018 pic.twitter.com/Z02TCEgIk2
この展示、6月の下旬にやっていたものづくりワールド2018でもされていたそうで、また見に行けばよかったと後悔...: 日本ものづくりワールド 2018(5) ARで3D CADの新たな可能性を提案するオートデスク | マイナビニュース
まとめ
VR,AR, MRという言葉はよく使われるようになっていましたが、今年はxRと称されることが多かったです。同じ技術で使い方が違う分野なので、総称にすることでより活用の幅を広げれるかもしれません。
去年からこの分野には興味を持っていたのですが、Oculus RiftやHTC Vive, Hololensは環境をつくるだけでも高価だったので今年はなんとかと思っていたのですが、Oculus Goが出てきて急に身近になってきました。
VRはデバイスが安く手に入れば格段に普及すると思ったけど、Oculus Goが出てきて今年は多分キャズムを超える一歩前ぐらいですかね。
初参加な身として驚いたところは、色んな人がHoloLensをつけてたり、Oculus Go持っていたりと濃い方々(ご存じないけど有名な方も多そうだった)がたくさんいらしていて、熱気がすごかった。来年もまた行きたいですし、次回はもう少し理解できているプレイヤーとして参加したいですね。