2019年版静岡のPython事情

2019-12-20(Fri) Event

この記事は 静岡 Advent Calendar 2019 - Qiita の20日目の記事です。

19日は@cupperさんの47歳で転職したので、今年の活動を振り返ってみる(転職ブログではない)でした。転職おめでとうございます!😁

ちなみにこのカレンダーは静岡で活動してる高校生の子(@hota1024くん)が作りました。そんな若い方の頑張りを見たら、おじさんたちも頑張らないといけませんよね😤

本題

ちょっと前にこういう話がTwitterに上がって話題になっていたようです。静岡は実は王国が4つもひしめき合ってるわけです。

さて、静岡のプログラミング言語コミュニティは多数あり、静岡 Advent Calendar 2019でも振り返えってます。なんだか回顧録みたいになってきてます。

自分はPythonというプログラミング言語を好んで使い、コミュニティにもよく参加するようになりました。この記事は 回顧録 静岡のPython事情を話すと書いたので、ここ数年の動向を自分が知る限りで振り返ります。

静岡のPythonコミュニティ何がある?

(Pythonとうたってるコミュニティのみ上げています。他にも機械学習 浜名湖のような、Pythonが絡むコミュニティはいくつもありますが知らないものも多い)

Shizuoka.py

初開催は2013年より。5年ほど継続してやられています。 Shizuoka.py : ATND

確認できる中で開催された最近(と言っても1年前)のものはこちら。Pythonの勉強会は自分としてこれがはじめて参加させてもらってる会です。

Shizuoka.py #7 - connpass

主に静岡の東部である富士市や沼津。静岡市や島田市でも開催されています。

東部には化学系(創薬系)の企業もあり、研究者や三島の遺伝研(国立遺伝学研究所)があってか、生物学系の研究者も参加していた会

そういう事もあって、かなりのガチ勢がいて、参加した当初の自分は震えながら発表した記憶があります。。

それもそのはずで、主催の@fmkz___さんは真のHaskellerとして三島でhaskell無名関数の会という恐ろしい勉強会を立ち上げた人です。(11月終わりに開催されたShizuoka.hsにも参加されてます)

2年前ぐらいが一番盛り上がってたと思います。参加者がどの方も忙しい/ガチ勢が都内へいってしまうのもあって、ここ最近はできていません。でしたが@fmkz___曰く、今年はやるぞーと話してました。ぜひやりましょう😏

Unagi.py

Python Boot Camp in 静岡 の後に結成。実は静岡と言いつつ浜松です。結成は2018年の1月です。

Unagi.py - connpass

Uangi.pyはもはや全国では知らない人はいない浜松の銘菓をもじってるのですが、野望があって、「浜松銘菓ウ〇〇パイの春○堂で勉強会できたら良いよね」だそうです。野望が半端なくてすばらしい会です。

浜松はRubyの国でもあるので、その中でどのように牙を向いて宝石を飲み込みにいくのかが楽しみです。

毎月開催を目標とされています。自分としては東部から西武に行くにはちょっとコストが高すぎてなかなか参加できないのが難点です。。

Python駿河

Python Boot Camp in 静岡県藤枝市をへて結成。結成が2019年5月なのでまだ半年たったぐらいです。

もともとUnagi.pyのコアメンバーも関与していて、中部よりでもできないかとのことで開催されたそうです。その後立ち上がりました。ちなみにロゴは駿河湾をイメージしたとのことです。

Python駿河 - connpass

Unagi.pyと同様毎月開催を目標とされています。あとUnagi.pyと共同開催もよくやられてます。

自分もできる限り参加してよく発表もしてます。

初回は都内で参加してたIoTLTの帰りに、とんぼ返りして参加しました。Micropythonの話をしたり

Python駿河 勉強会 #1 ~Pythonで出来ることプレゼン大会~ - connpass

Django Girl Tutorialを元手にDjangoはじめの一歩的なネタで講師をしたり

Python駿河 勉強会 #3 〜Django Girls Tutorialをやってみよう!〜 - connpass

10月の台風のときのオンライン開催のときはSlackbotを作ろうで講師もしてみました。

Python駿河 勉強会 #6 〜Slack Botを作ってみよう【オンライン開催】〜 - connpass

あと面白かったのが、初心者に寄ってたかって教えよう!と題した教え合う会で、詳しくはこちらをチェックですが、普通の勉強会ではないようなワイワイさが良かったです。

Python駿河 勉強会 #4 〜Python初心者に寄ってたかって教えよう!〜 - connpass

あとUnagi.py合同でPyCon JP 2019の報告会は素晴らしかった。いろんなメンバーが熱い思いを持たれてるのがよくわかりました。最近色々アツいことが重なってるのと、おじさんなので涙もろいんですよ。。

Python駿河 勉強会 #5 〜PyCon JP 2019参加者によるビアバッシュ報告会〜 - connpass

なんにせよ無理せずで、ゆっくりやりたいですね。(当人ここ数ヶ月出れてないので1月は行きます。絶対。。)

こうしてPythonは静岡を

Unagi.pyとPython駿河はPyCon JP 2019でポスターも出してきました。@yoshi-corleoneさんに感謝です。

Shonan.py筒井さん@ryu22eに撮影してもらいました)

お疲れ様会で集まった遠征勢。愛知のPython東海の遠征組(みうら@mursts)もいらっしゃいました。こういう雰囲気大事。

ということで、自分が把握してる静岡のPython事情をまとめました。ここで言いたいことはつまり。。。

「静岡全域を制覇したPython」

です。

(この後怒られました。伊豆はHaskellの国です。でもPythonは関数型言語のエッセンスも入ってるので。。。やっぱり調子乗った発言でした🙇‍♂️)

Pythonという言語は世界でもまだまだ拡大をしていて、言語系の統計には常連になりつつあります。

横に長い静岡ですが、世界で当たり前に使われているPythonの勉強会が3つもあるのです。

1つの県にこれだけPythonのコミュニティがある、これは世界から見ても非常に稀かつ日本からみても誇るべきことではないでしょうか?

そんな中、PyCon JP 2019のときににわかに騒ぎ出し、そろそろアレができるだろうと一人ひとりと声たかだかに宣言して。。。って冗談ですが割とそんな感じです。

それから1か月後。。。ついにこちらが開催されることに!

告知

こういうノリが 下手なのでこのへんで勘弁してください

静岡ではじめて地域版Pythonカンファレンスをすることになりました🎉

PyCon JP Blog: PyCon mini Shizuoka 開催決定のお知らせ

Pycon mini Shizuokaが2020/2/29に開催されます。只今スタッフ総出の準備中です。 本当に開催するんだとまだ夢見心地ですが 詳しくは公式サイトをチェックで!

PyCon mini Shizuoka