有孔ボードを壁につけてみた話

2016-05-21(Sat) DIY

最近家にこもりっぱなしでフラストレーションが溜まってますが、そうなると家の中の色々と微妙な部分が気になったりしまして。

例えば鉄骨構造で出来た倉庫がありますが、内側は鉄骨むき出しで、鉄骨に色んな物を置くことがありますが、だんだん汚らしくなってまして(写真は撮り忘れました、、)何とかしたいと思っていました。

最近よく iemo.jp というインテリアやDIYなどの情報が見れるサイトを眺めることがありまして、そこで有孔ボード(ペグボード)を使った収納についていくつか見まして。

有効ボードを壁に貼り付けて、収納やインテリアとして(デコレーションして)使うようです。

有孔ボードはこういったボードのことで、レコーディングスタジオと言った音を扱う部屋の吸音材としても使われています。また、絵の展示会の時の壁やパーティションに使われたりもしますね。均等な穴を使ってフックを自由に配置することができるようで、対応したフックも多数見つけることができます。

今回は収納の意味合いで、フックを自由に配置できる壁にするために、既存の壁に有孔ボードを貼り付けてみました。作業の様子と完成品を紹介したいと思います。

用意した材料, 工具など

すべて近くのホームセンターで買いました。有孔ボードやフックはネットで買うよりホームセンターのほうが安いかなと。

  • 有孔ボード: 大抵規格品があります。今回は壁に合うように丸鋸で加工しています
  • 壁固定用の台座:今回取り付ける壁は石膏ボードだったので、対応した台座を買いました
  • ボード用のフック: シンプルなフックがいくつか入っているものを1袋
  • ニス: 倉庫は一応屋外なので、防水性や汚れをつくにくくするためにニスを塗りました。ニスは余っているもの利用
  • 丸鋸: 綺麗に切り出すために丸鋸用の定規があるといいです
  • プラスドライバー
  • かなづち
  • 定規、コンベックスメジャー
  • 紙やすり: 切り出したボードの端を整えたり、ニスの重ね塗りの際にも使います。目は120, 240, あたりがあったのでそれを使っています。

(そんな中でもAmazonで安そうなボードがあったのでこちらを紹介しておきます。石膏ボードのへの固定用台座はAmazonだとやや高めだったので他で探したほうが良さそうです。)

ラワンベニヤ有孔ボード(4x920x1830) フック取付可能穴径5ミリ穴ピッチ25ミリ
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道具類は特に珍しいものは使ってないです。丸鋸はあると便利で小型のものでもハンドソーより格段に作業しやすいです。自分はマキタのバッテリータイプの丸のこを使ってます。

マキタ 充電式マルノコ 鉄板ベース 10.8V 本体付属バッテリー1個搭載モデル HS300DW
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タジマ 丸鋸ガイド モバイル 90-45 マグネシウム 長さ200mm MRG-M9045M
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製作過程

大きめのボードをカットします。丸鋸やハンドソー、ホームセンターに加工してもらうでも良いと思います。今回は丸鋸でさくっと切りました。寸法を出すときはメジャーであらかた測っておいて定規で確認してから線を引いてます。墨壺あると便利なんだろうなあ。(欲しい)

紙やすりで切断したバリを削って整えます。バリ取りです。

写真の角を丸めたボードは別の場所に利用するために作ったものでこちらも同じようにバリ取りしてます。

バリ取り後はニスを塗ります。今回は油性ニスを利用していますが、屋内や屋外でも倉庫の中のような場所なら水性ニスでも良いと思います。油性は乾かすのに時間がかかります。

一応二度塗りしています。二度塗りの時は一度塗りを乾かしたあとにヤスリで表面を整えるとより綺麗になります。(この写真のボードは

二度塗りのニスが乾いたら壁にボードを貼り付けます。材料の説明で書いたとおり石膏ボードの上に貼りたいので専用の台座(スペーサー)を用意しました。

写真だと見づらいのですが、台座と石膏ボードは細い釘を斜めにいくつか撃ちこむことで耐久性を上げる仕組みでして、それなりの荷重に耐えれるようです。側面の場合とそれ以外の場合と耐荷重は違うので設置する場所によっては注意が必要とのこと。

ビフォーの写真を撮り忘れました。。利用していたものを片付けたあとのビフォーがこれです。ここに100円ショップの突っ張り棒を取り付けてS字フックを使ってメジャーや道具などをかけていました。

アフターはこうなります。色はケヤキ色のニスを塗ったのでこういった色になります。ペンキで白にしても良かったのですが周りの塗装がボロボロで逆に目立ちそうだったのでこういった色にしてみました。塗りムラがあるのは味ということで ;)

ボードに取り付けるフックを出してみました。ボードの穴に知恵の輪を通す感覚で90度曲げながら通して、付属の固定器具で動かないように止めます。

完成形はこんな感じ。色々かけてみました。鍵などもかけていますが、どこで使う鍵とか道具類を分類しやすくなります。かけてある油さしや剪定はさみやペンチはビフォーでは鉄骨に直においてました。壁が有効に使えて利便性は良くなったかなと。

(なぜお守りがかけてあるかは自分もわかりません ^^;

結構お手軽でした

今回購入したボードは1500円程度のもので、ニスやフックを合わせても4000円も行かないぐらいで完成しました。(道具類は除きますが)

ニスを乾かすのに時間がかかってましたが、ボードの設置はものの数分で住んでます。すでに塗装(カラープリントされたものとか)されたボードならすぐに壁に付けれるので更にお手軽です。道具がたくさんある方なら壁にかけておくと所有欲も満たされて収納もできて一石二鳥の満足感があるのではないかと。

フック以外に小物入れを掛けることもできそうですし、収納にたすかりそうです。今回やってみて、思った以上に壁が有効に活用できるので、部屋の中でも使ってみたいなと思います。


ベッドのボードにつけてみた例

失敗した時の予備としてもう一枚ボードを購入してましたが、あまりに簡単にできてしまったのでついでにベッドボードの目隠し兼収納に使いました。

ベッドには、適当なスペーサー(今回15mmほどあったスペーサーが余っていたので利用しました。)を使ってネジ止めしました。パーティション代わりにもなるかな?もっとながければ、ネジ止めしないで立てかけておくぐらいでも良かったかも。