2日目は買ったり食べたり三昧でした
前回 に引き続いて Maker Faire Tokyo 2017に参加してきた時のタイムラインと写真を紹介しようと思います。2日目は1日目で荷物になりそうなので我慢しておいた物販のブースを中心に回ってみました。
前回と同じくinstagramを含めた写真や動画を載せつつ紹介していきます。
オライリーブースで買い物
オライリーの物販ブースは今年のTシャツや帽子、缶バッチやトートバッグなどのノベルティと、書籍の即売ブースもありました。
書籍ブースでは8月に発売されるMakeの新しい本である「私たちはみなメイカーだ」の書籍が先行発売されていました。普段は電子書籍しかかわないようにしていましたが、この本だけは先行発売というのも合って購入してしまいました。
私たちはみなメイカーだ ―メイカーが変革する教育、仕事、社会、そして自分自身 (Make: Japan Books) | |
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写真では、この書籍でMakeyを作っていました。この辺がMakeイベントらしさがありますね(人によってはよく思わないかもしれませんが ^^;)
ちなみに、書籍ブースではSquareによるクレジットカード決済も可能でした。(物販でもできればいいのに)
来年は最近話題になってましたQRコード決済を採用している所が多いかもしれませんね。
缶バッチガチャ
ガチャを引くのって何年ぶりだったか(汗) 缶バッチとステッカーのガチャガチャがあったので引いてみました。
ステッカーもいいですね。このハックを使ってマグネットシートに貼り付けて冷蔵庫に貼れるステッカー・マグネットを作って見ます。
ステッカー貼って切るだけ! 邪魔なマグネット型広告がオシャレなマグネットに早変わり - ねとらぼ
物販されているブースを回る
オライリー以外で物販されていたブースも回ってきまして色々購入してみました。買えなかったものも含めてご紹介
タミヤのロボ
株式会社タミヤ | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
カムを使ってプログラミングさせるタミヤらしいロボですが、最近話題のマイコンを乗っけてコントロールさせることもできるそうです。作例では流行りのボードや目玉でもあったmicro:bitが乗ったロボもありました。
製品の詳細はこちら
色もデザインもいかにもタミヤらしいです。キャタピラーとギアボックスなんて、昔のタミヤを知っている人は よだれが止まらない 懐かしさがたまらないと思います。
2日目ではすでに完売されていました。在庫があったら買ってたんだろうな。。。
ロボット工房 のらとりえ ブース:ミサイルスイッチ型学習リモコン, 電子基板スケール
ロボット工房 のらとりえ | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらでは、電子基板スケールとリモコンを買いました。
電子基板スケールは、抵抗やトランジスタなどの素子に対してのスケール, 基板のピッチ確認も出来ます。Make界隈ではかなり便利だと思います。 普通のスケールとしても使えるようなので、自室の工具ボックスに入れて使ってます。
リモコンは、いわゆる学習リモコンで赤外線のリモコンボタンを一つ覚えてくれます。普段よく使うリモコンのボタンを学習させて使います。 自分は自室の照明オフ用として寝床で寝る前に操作しますが、ちゃんとリモコンとしても機能しますし、ミサイルスイッチもかっこいいのでお気に入りです。
なお購入した商品は、のらとりえさんのWEBショップでも購入可能です。
フリスクアンプ
FRISKおじさん | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
FRISKおじさんは有名な方のようでして、最近知りました。フリスクアンプ欲しさに秋葉原に行こうかと思ってた所です。
DMM.make AKIBA名物「FRISKおじさん」とヘッドホン・アンプを作ってきた | fabcross
ブース自体は帰り際で見かけたので見かけることしか出来ませんでした。なんとアンプの物販もされていたようで一つ欲しかったのもあって悔しい限り ^^;
denha’s channel ブース:ピタゴラスイッチ的な自動装置
denha’s channel | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
ピタゴラスイッチ的な装置だらけで、見ていても動いている音を聴いていても楽しいです。その他にもLEDが光る基板バッジなどありました。 買いたかったのですが、ちゃんと持って帰れる自信がなかったので諦めてます ^^;
BreadBoard Baking feat. Sunbaked Sweets ブース:お菓子回路, Makeなクッキー
BreadBoard Baking feat. Sunbaked Sweets | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらはお菓子を使った回路, Makerが好きな小型ボードっぽいクッキーの出店でした。
お客さんが幾つか持っているのを見かけて羨ましかったので買ってみました。ラズパイ(パイだけど)クッキーを選んだのですが、帰宅して開けてみたら見事にこなごなになってまして(汗)
見回ってきたブースを紹介
HACOブース
Yoki, Inc. | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらはざっくりいうとアシスタントロボです。最近でこそAIによる音声アシスタントがありますが、起動コマンドを渡さずに普段喋っている様子を逐次聞きながら最適なレコメンドをする、操作する前に能動的に動くアシスタント端末にするのが目標だそうです。
最近のAIアシスタントも、能動的なアシスタントを目指していると思います。違いといえば、大手はスピーカー型が多いのですがこちらは可愛いロボの形状で、手や首が動いて目も光るそうです。 外形は板材をレーザーカッターで加工して制作していて、子供が使うときも手触りの安心感もあって愛着わきそうですね。
ロボの内部のシステム用コードから外形の図面もオープンソースとして公開される予定です。また近いうちにクラウドファンディングも始まるとか。今年から来年が楽しみなプロジェクトでした。
OP-AmP & Roots ブース:自動サッカーロボ
OP-AmP & Roots | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
自動ロボは迷路探索ぐらいしか知らないのですが、サッカーもできるんですね。しかもかなりアグレッシブにサッカーやってて驚きました。動画がわかりやすいですのでそちらで
ロボの中身も公開されていました。駆動系はよくわかりませんが、無線コントロール用にXbeeが利用されているようです。どのぐらいのデータ量, 頻度で通信してるんだろう?(聞きそびれてしまいました)
マズルフラッシュ再現プロジェクト
Qaraqorum | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
サバゲーで利用されるエアガンは実銃みたいに火薬の発火光(マズルフラッシュ)がないので臨場感やそれに対する緊張感が無いとのことです。その緊張感を再現するためのプロジェクトです。
マズルフラッシュをLEDで再現し、エアガンの銃の先端に取り付けて使います。エアガンの音はそれほど大きくないのですがLEDがきれいに発行しているので、夜間のサバゲーでは無駄な射撃が出来ずに実銃さながらの体験ができる触れ込みでした。
(蛇足でアレですが、実際に使わさせていただきましたが、最近のエアガンって結構重厚感あってかっこいいですね。)
モリロボ ブース:自動クレープ製造機
モリロボ | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
昨年もあった気がしたのですが、クレープ作成を自動的に行える機器です。動画を撮影させてもらったのでご紹介。クレープ生地を自動的に剥がす所まで取りたかったのですが、カメラの不良で取れませんでしたが、白い作業台の左側についている黒いヘラできれいに剥がしてくれます。
出来上がったクレープです。クレープ生地うまかったです!
このクレープロボットは、静岡県浜松市の金属加工屋さんと、同じく浜松市のデザイン会社と共同で制作されたそうです。なんか親近感が ^^;
デザイン担当の会社: transversedesignatelier » クレープロボットcrep
金属加工屋さん: 静岡県浜松でフライス・旋盤・各種金属加工は竹山鉄工所
今年は地元静岡から来られているブースが幾つか見かけました。静岡はものづくりな会社や個人の方もたくさんいるので嬉しい限り。 できるなら静岡近辺でも "Maker Faire Shizuoka" みたいなイベントが出来たらいいなと思います。
本格だしメーカー「BUSHI」 ブース
野本 かもめ、西岡 勇人 | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
普段から鰹節を使うときはパックされたものが多いのですが、鰹節一本を手軽に使ってもらえるように削ってからだしを作るまでを行えるようにしたマシンの出展です。
削りたての鰹節と出汁の香りが良くて食欲がたまらなかったです。。
カサネタリウム ブース:カサにナビ機能, お手軽プロッタマシン
カサネタリウム | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらは、子供をターゲットにしたカサにナビゲーションを行ってくれる機器。その名も「カサナビ」だそうです。 傘の頭につけて、倒れた方向に進めば自動的にナビゲーションしてくれるようです。子供でも楽しみながら実用的に扱えるプロジェクトですね。
お隣はお手軽プロッタマシンです。3Dプリンタで作ったプロット部分に、100円ショップでも手に入るボールチェーンを使って位置操作をしています。こういったチープ感があるけど実用的なマシン結構好きです ^^;
KDDIブース
KDDI株式会社 | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらはKDDIが出しているブースです。au未来研究所のプロジェクトの紹介と、KDDI主催のハッカソンで参加されたチームのブースでした。
自動水やりマシン:Gitobi
こちらはKDDI主催のハッカソンに参加されていた、Gitobi 合同会社さんが作成された農業系のプロジェクトで、水やりの自動化を行う装置です。
ブースの関係者の方曰く、主に果実園向けに考えているそうです。自分も兼業な米農家で水やりや水の監視などに応用できないかなと話をしていました。
中の人に山梨出身の方がいまして、途中から近隣地元トークで盛り上がって脱線してましたがw
私事ですが、今年は機材の準備がうまく進められなかったのですが、来年に向けて水田監視マシンを作ろうと思ってます。結構刺激受けたのもあります。
こちらでも話題に上がりましたが、電気がない所で如何にIoT機器を動かすか考える必要性があって今も考えてる途中です。ソーラーパネルと蓄電池とかですかね。
AVIATOLブース: ロケット型フロアランプ
AVIATOL | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらは一風変わったけど、懐かしさを感じるロケット型照明です。結構かっこよくないですか? クラウドファンディングをされるそうなので、一つ乗ってみたいプロジェクトです。
3Dプリンタで作るランプシェード
Dasyn.com | Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
こちらは、LED電球のランプシェードを3Dプリンタで作るプロジェクトです。これもなかなかおもしろいです。 そのまま使っても光の変化を楽しめますし、別のシェードの中で使っても面白そうです。
microbitで動かすロボとリモコン
確かスイッチサイエンスブースだったと思います(間違えていたらすみません)が、micro:bitでロボとリモコンを両方作る作例です。改めてmicro:bitのインパクトが半端ない。
一日目のMakeyバルーンアートは完成してた?
もちろん完成してました。圧巻ですよ!
まとめ:今年も最高でした
2日目もたくさん見回りましたが全て見見回るのが難しくて、そのぐらい規模が大きいイベントでした。
Maker Faire Tokyo 2017の感想ですがこの一言でした。去年の作品も販売されているものもありますしね。去年も同じことを思ってたかな。
#MakerFaireTokyo2017 異次元な人がたくさんいてやばかった。その異次元も数年後には当たり前になってそうでやばい。
— Hiroshi Sano:スプラ2 (@hrs_sano645) 2017年8月5日
この二日間は様々なブースに遊びに行かせてもらいました。どのブースの方も話を聞いてると楽しそうに喋っていたのが印象的で、やはり皆さん大好きなものを紹介するときは笑顔で楽しさが伝わってきました。ものづくりの楽しさをいろんな方から教えてもらえてます。
年々規模が大きくなるイベントは怖さもありますが、出展されている方が楽しさを生き生きと伝えてくれれるようなイベントであって欲しいです。もちろん来年も見に行きます!
ハッシュタグの件について
最後に、Twitterでハッシュタグの件で誤ったことをつぶやいてしまったので、巻末を載せておきます。もしお騒がせしておりましたらすみません。 ハッシュタグは公式でアナウンスされておりまして、来年も同じような位置にアナウンスされると思いますので、ご確認いただければと思います。
ひとつだけ要望があるとするなら、来年はMake(オライリー)あたりがSNS向けの公式ハッシュタグを決めて運用してほしいかな。 #mft2017 #MakerFaireTokyo2017
— Hiroshi Sano:スプラ2 (@hrs_sano645) 2017年8月6日
ありがとうございます。調べてみるとイベントの公式にも書かれてました。ちゃんと確認すべきところですね。申し訳ないです。https://t.co/C7pb2J7cln
— Hiroshi Sano:スプラ2 (@hrs_sano645) 2017年8月6日