からあげを具現化してみた話:からあげ帝国 Advent Calendar 2024 20日目

からあげを具現化してみた話:からあげ帝国 Advent Calendar 2024 20日目


この記事は「からあげ帝国 Advent Calendar 2024」 の20日目の記事になります。

昨年もからあげ帝国アドベントカレンダーに参加していましたが、内容がちょっと真面目過ぎたので、自戒の念を込めて今年はネタに全振りしようと思います。なにせ皇帝のからあげさんの祭典ですから。

からあげ@karaage0703 さんと静岡の話 - step by step building

当人それなりに真面目な人ですが、中学生が思いつくようなことを深夜に爆笑しながら取り組んでいたので面白くなくてもお付き合いください。酒も飲んでないのに爆笑しながらやってたんよ。側から見たらやべぇ人

アドベントカレンダー20日目。私からはからあげ帝国への献上品となっています。

時は2024年。からあげ帝国の躍進は続く(プロローグ)

皇帝からあげによる大躍進を見る。生成AIの書籍、多数のプロジェクトや参加イベント、さらには来年にはマンガもリリースされるという。まさに世は大からあげ時代である。(注:マンガ楽しみです!)

しかしまだ何かが足りない。もっとからあげ帝国を広めるためには、象徴的なものが必要だ...

からあげを具現化せよ

からあげは本来は食べ物である。皇帝の大好きな食べ物であり、レモンをかけることは死罪に当たる重要な法典のようなものでもある。そのからあげを我々はもっとさまざまな方法で扱うべきではないのか。

(その時、稲妻のようなひらめきが訪れた。)

完璧なからあげを召喚するにはまだ足らない。我々がもっと手軽に使えるからあげを具現化すればいいのだ。(注:多分酔ってた時に思いついたネタ)

皇帝が愛するからあげを国の象徴にするため、"具現化"という挑戦を始めた。

30%の具現化に挑む

(注:酔った勢いでメモったものを見て頭が?だらけの様子)

ここで具現化とは書いたものの、ふと気がつく。書いた本人も何をどうすればよくわかっていない。わからない中で完全な具現化は逆に危険だ。ならば30%の具現化をまずは試すべき。

そして、ここはからあげ帝国。AIという名の魔法があるのです。帝国民は駆使できなければはりつけにされてしまう、一般攻撃魔法のようなもの。

「AIを駆使して...30%具現化したからあげを呼び出してみよう...」

修行が続く

そうして召喚された30%のからあげはこちらでした。

「これだ...だがこれではまだ具現化したとは言えないのではないか...」

しかしここはからあげ帝国である。ものづくりの猛者たちが集まる場でもある。ならば猛者たちが扱う魔法を使って具現化をすればいいのでは...3Dプリンターという物体を作り出す魔法を使おう。

「この魔法は準備が必要となるのでさらなる修行をしながら(注:手作業でトレースを頑張ってる。自動化したかった...)やるしかない。」

「帝国への献上品を作りながら修行の成果を見せねばならない。日々修行、修行から至高を生み出すんだ!」

「まだだ、ここからさらに昇華させていく!!!」

完了させるんだ

「後一歩だがもう残された時間が...30%に果たして到達しているのかもわからぬまま...このままでは...」

(ここでハッと名言が頭に現れる。宇宙からインスパイアされたようなイメージ)

"Done is better than perfect" (by マーク・ザッカーバーグ / Facebook The Hacker Way)

「そうだ、完了させるんだ。あとは私のできる限りを全て費やしてやるしかない!完了させるんだ!!」

「できたぞ!!!これが30%からあげの具現化だ!!!!」

(こうして生まれたSTLデータはこちら -> karaage-empire-card.stl:googledrive

私は思い立つ(エピローグ)

30%からあげの具現化。終わるとか完成するとかではなく、魂を込めた妥協と諦めの結石が出る。

戦いを終えて、私はふと我に帰った。

「この具現化の結石を誰にでも作れるようにすれば、さらにからあげ帝国国民が増えるのではないか?」

「帝国民なら誰でも扱えるように遠隔で魔法(WEBサービスにして)を取り出せるようにするぞ!」

...こうして、からあげ帝国のためにさらなる布教の準備を行うのであった...

続く...

編集後記

  • 最初に宣伝ですが(あれこれ去年もやってない?) PyCon mini Shizuoka 2024 continueが2025/2/8に開催です

    • あれ2024なのに来年?という流れになると思いますが、台風で延期に見舞われました。
    • この記事書いてる暇が本当はないのに書いてます。準備大変。当日スタッフ募集してるのでご興味ありましたらDMなどでお声がけください。来ていただけるととてもありがたいです。そして参加もお待ちしてます。-> 【振替開催】PyCon mini Shizuoka 2024 continue【現地開催】 - connpass
  • 昨年に引き続き、からあげ帝国アドベントカレンダーに参加させてもらいました。今回は30%からあげと称して、からあげ帝国の国民向けの身分証明書がわりになる立体的なカードっぽいタグを作っています。

  • ちなみにこのブログを書いてる時もシラフです。コーヒー飲んで書いてます。
  • からあげイラストの完成度は、上の話でそういう感じです。マーク・ザッカーバーグの名言もあるし、よしとさせてください。寝る前にやってたのでそんなテンションです。
  • 正直もっとからあげに見えるようなイラストが作りたかった...いいイラストがありましたら教えてください。
  • 3DモデリングはCadQueryというPythonで3Dモデリングをするライブラリを使っています。からあげのイラストをAIで生成→ラインを取って形にするためにSVGパスを手書きで作る→inkspaceでSVGパスをDXFのラインに変換→DXFファイルをCadQueryに取り込んでモデリングする、といった流れで処理をしています。
  • この流れを自動的にやりたかったのですが、(SVGパスの曲線とDXFで扱う曲線の違いなど)課題があったので手動でなんとかしました。まだ修行が足らぬ。
  • このカードを一人で作って楽しむのが目的ではなく、エピローグに書いた通り、いろんな人がオリジナルのからあげ帝国カードを作れるようにWEBサービスにしていきます。間に合わせたかったけど流石に時間なかった。年内間に合うかなーといったところ。ご期待ください。
  • 今年の秋からWEBサービスを定期的に作る修行を行なっているので、"Done is better than perfect"の言葉を胸に刻んで行動してます。完了大事。
  • 今回もからあげ画像あげたかったのですが、最近からあげ食べていなかったので、年内に「からあげ帝国カードジェネレーター」が動いたら、からあげパーティして載せようと思います。

(WEBサービス化までの時間なくて見つめていた3Dモデル)