Claude CodeとByobu(やtmux)を組み合わせて使っているときに、「あれ、上の方の出力結果が見れない...」ってなったことがよくありまして、色々調べたり教えてもらったことのまとめです。
Byobuやtmuxを使っていると、コマンドの出力結果が長い時に、上の方にスクロールして確認したくても通常のスクロールでは見ることができません。
出力結果を遡りたいときには、コピーモード(スクロールモード)に入ると見ることができます。
という話を @kashew_nuts さんに教えてもらいました。ありがとうございます!
それです、ありがたいです。スクロールバッファを知らなくて、今知ってめっちゃ便利を実感してます!https://t.co/yA78CMTSAp
— Hiroshi Sano / #NT東京2025 (@hrs_sano645) July 28, 2025
コピーモード(スクロールモード)を使う
操作方法はキーを押すだけです。
Byobuの場合
F7キー
tmuxの場合(らしい)
Ctrl + [
これで画面上部に [0/0]
のような表示が出て、矢印キーやPageUp/PageDownで過去の出力をスクロールできるようになります。
コピーモードの終了
スクロール確認が終わったら、Enterキー
か qキー
で通常モードに戻ります。
スマホ(Termux)での便利な設定
スマホからClaude Codeを使いたいときは、最近はAndroidのTermuxアプリを使っています。その中でByobuを使っているとき、F7キーを押すために、Termuxの設定をしています。ワンタップでコピーモードに入れるのでめちゃくちゃ快適になります。
Termuxでのタッチキーボード設定手順
- Termuxアプリの設定を開く
- Termux上でエディタを開いて、
~/.termux/termux.properties
ファイルを編集` - 設定ファイルの
extra-keys
セクションで、F7キーをアサインする。2行のどこかにF7
を置き換えするなどで入れます。
設定はこちらを参考にしてください。
# 私が使っている設定例
extra-keys = [ \
['ESC','/','SHIFT','HOME','UP','F7','PGUP'], \
['TAB','CTRL','ALT','LEFT','DOWN','RIGHT','PGDN'] \
]
これで画面下部にF7ボタンが表示されるようになり、タップするだけでコピーモードに入れます。
まとめ
Claude CodeとByobu/tmuxの組み合わせで作業する時の小技でした。これを知れたおかげで、長いログやコマンド出力を簡単に確認できるようになりました。Thinkingモードなどで何をやっていたかも振り返ってみることができるので、非常に便利。
- Byobu: F7でコピーモード(スクロールモード)
- tmux: Ctrl+[でコピーモード(スクロールモード)
- 終了: Enterかqキー
- Termux: F7をホットキーに設定すると便利
byobuやtmuxはあまり使いこなせてなかったので、今後もTipsを探っていこうかと思います。皆さんもぜひ試してみてください!
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