使ってないソニーのデジカメをWebカメラ化してみた

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    ソニーのカメラはWifi経由でカメラ操作やリアルタイム出力が可能な機能があって、やりようによっては単体のカメラ+Wifi経由でリアルタイムに映像が撮れるそうです。前にこちらの記事でWebカメラ化をみていたのでやろうかなと思ってました。

    MobileHackerz再起動日記: “レンズスタイルカメラ”DSC-QX100をテレビ会議用高画質小型Webカメラとして転生させる

    ただこちらのプロジェクトは基本的に対応機種は狭めているらしく(元々自前で使う前提のプロジェクトのようでした)、自作しようとしてPythonでやるならカメラのWifi経由で取れるSDK+OpenCVなどを駆使する。その先で仮想カメラとして取り込む方法が出来そうだなと思ってました。

    それでも全然よかったですが、そういえばソニーのカメラはHDMI端子で撮影してなくてもカメラからのリアルタイム出力ができるらしいので、裏側にあるmicroHDMIを使ってビデオキャプチャを入れるでいいのではと思ってやってみました。

    機種は当時コンデジでは珍しかった30倍高額ズームができる DSC-HX60Vです。

    キャプチャボードやケーブルはこういうものを用意。キャプチャボードは仕事でも使いたいのでいいものにしましたが、最初は中華系の3000円ぐらいのものでもいいと思いますし十分動いてくれてました。

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    昔ドングル系のもので1000円ぐらいのものをよくAmazonにあったけど最近見なくなりましたね。(サウンドハウスにもあるっぽい-> CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) CHD201 HDMIビデオキャプチャー USB2.0接続 | サウンドハウス

    カメラの固定は後ろにあるモニタアームを使ってこちらの製品と組み合わせてやりました。

    安くて扱いやすいです。もう数本買っておきたい。

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    ただ、この機種はmicroHDMIが底面についていて、なんと三脚穴を雲台などにつけると干渉してしまいます。これは困った。

    なので、ホームセンタでL字のアングル + 三脚穴と同じネジの長い物を買ってきて、HDMIケーブルとの干渉を逃がせる様にしています。(と言ってもなかなか厳しくて、最終的にはケーブルの端子側の樹脂を削ってなんとかしました。

    また、この機種はカメラのUIを完全に消すことが難しかったので、OSBを経由してクロップ処理を入れて、OSBの仮想カメラ機能でWEBカムに仕立ててみました。OBSでクロップした上で、ZoomやMeetにある人物ぼかし機能を使うと、そのほかのUIも顔が写っている限りは綺麗に消してくれます。

    (カメラのモードやOBSの設定の内容を忘れてしまったので、後で思い出したら追記します)

    上に照明も載せられるので便利になりました。カメラ起動時に古いのか電源入れ直しが必要になったりするのですが、その後は問題なく動いてくれてます。

    ということでもう1年ぐらい運用して問題なく使えているので投資してよかったです。コンデジのある程度の高画質をある程度の費用で有効活用できました。これでコミュニティ活動やお仕事の会議でも扱えているので、いいシステムができたなーと思ってます。

    1年の間にはいろいろ試行錯誤してまして、NVIDIAのGPUも持っているのでOBSで背景除去をしていましたが、いろいろとトラブルがあったので、背景除去はWEB会議のサービス側に任せてます。

    OBS+キャプチャデバイス+NVIDIAの背景除去をすると、利用しているマシンではUSB周りや内部で接続されている機器が不安定になるので、OBS側はシンプルにしたほうが良さそうだと判断しました。(RyzenのマシンでUSB周りの問題がありそうな話も聞いたのですがちょっと毛並みが違う問題だったかも)

    余ってるデジカメがあったらこういうことができるよーというお話でした。

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