2026年7月4日(土)に浜松科学館で開催された「Hamamatsu Micro Maker Faire 2026」に、lab.sbsbとして「3Dプリント体験ワークショップ」を出展してきました。
当日のワークショップの様子は出展レポートとしてnoteにまとめています。この記事はその裏側、準備や会場を回っていて見てきたもの、打ち上げなどの後日談です。
出展準備
今回はワークショップを一日通しで行う形だったので、時間の設計がかなり大変でした。ワークショップで作ったモデルは実際にプリントして持って帰ってもらうことが前提だったので、そこも含めた時間調整をかなり詰めていました。
ワークショップをやるうえで一番困るのが機材まわりです。3Dプリンター自体は自分の持っているものを使えばよいのですが、今回の出展内容は「プリンター向けのデータを作るWebサービス」を使ってもらうものなので、会場でWebサービスがちゃんと動く状態を作らないといけません。
普段このWebサービスはインターネット上で公開しているだけなのですが、それをそのままワークショップ向けに使おうとすると、大きく2つ問題がありました。
- 会場の通信環境が良くないと、そもそもアプリとしてさわれない
- ワークショップ向けにカスタマイズしたモードを、外部公開しているサービスとして用意していない
この2つを解決するために、ワークショップ専用のルーター・通信環境を用意しました。ルーターと、ローカル環境で動くサーバーをセットにして、その中に新しく「ワークショップモード」を実装して当日動かしています。通信自体はテザリングを使っていますが、ちゃんとルーターとテザリン回線を用意して、Wi-Fiのアクセスポイントとして使えるような構成を組んでいます。
- ルーターサーバーを作った記事はZennで概念的にまとめました: PVE上にルーターとサーバーをVMとして同居させて、ワークショップ用ネットワークを作った話
今回は有料のワークショップでもあるので、決済方法としてSquereを利用してみました。 準備の都合でQRコード決済が間に合ってなかったのですが、現金+カード決済を行うことも無事にできまして、用意して正解でした。
現金の扱いは慣れてないと管理が難しいと思ってたので積極的にキャッシュレス対応したいですね。次利用するときはほぼほぼ使えるようになってるはず。
出展準備としては、ワークショップで作れるものも3Dプリント+着色をして持って行きました。展示用途とサンプル品ですね。こちらもワークショップの時に見てもらいながら作るタイプを選んでもらってました。
荷造りもちょいとこなれてきてました。車で積載するのですが、別のイベントだと宅配便も考えているのでそのつもりで準備でした。
今回はポータブル電源を購入して持ち込んでます。これが結構良い感じで仮に電源がなくても1日は十分回せそうな容量で、10kgほどのものです。2日連続だと充電が必要ですが、非常時にはピッタリ。普段の備えにも使えるので良い買い物でした
当日の様子
当日の様子はnote記事を見てもらうことにして、準備もサクッとできるようになっていて、ちょっとレベルアップできてるかなと思いつつ、
ただ会場の熱気には圧倒でした。午後からはさらに来場者も増えていく様子でした。浜松のMaker Faire素晴らしい。
嬉しかったのは、note記事でも書きましたが、ワークショップをやるよと言って真っ先に受付に来てくれた二組の方でした。その後もお子さんと一緒に来場された方が一緒に体験したりもあり、気がついたら可能な回数をほぼいっぱいまで利用していただきました。
これも準備を丁寧に行なって、シミュレーションした成果が出ていたと思ってます。反省点も見つけられたので改善して次回に生かして行きます。
出展会場を回る
出展側だったので、ゆっくり他のブースを見て回る時間はほとんどなく、見られたのも本当にごく一部、しかも一瞬だけということが多かったです。
知人友人やぜひきてねーと声かけてくださった出展の方々ともお話しできたらと思ってましたが... やはり出展側だと自分の出展ブースに時間かけっぱなしでした。
じっくり雑談しながら見て回れるような環境ではありませんでしたが、見させてもらった出展ブースを写真とあわせて紹介します。
お隣ブースのイシカワアキさん 「目を守るためのプロダクト個人開発」 いろんなデザインを自由に組み合わせられるようなタイマーの開発で、電子工作から3Dプリントは未経験からここまで作られているそうです。素晴らしすぎる。
同じくお隣ブースのたかはし家さん「家族団結! 写真展!」娘さんがこういうものを作りたいを大人が形にした作品の展示でした。思い出の写真を楽しめるような感じで想像豊かで楽しい。
ご家族で娘さんに体験いただいたのも嬉しいものでした。楽しそうでよかった。ありがとうございます!
お友達でもある、遠江国何加作利隊さんたちの「サッカーゲーム、ダンボールキーボードやダンボールプロッタ」 サッカーゲームはオーディオのコントローラで操作できてお手軽に遊べてよかったです。ダンボールプロッターは如何に安価に作れるかを目指していて、学生さんでも触れるものを目指してるそうです。
くら楽器さんの「ボーイングシンセサイザー」光学センサー(というか光学マウスのセンサー)でバイオリンを再現するプロジェクトです。操作させてもらいましたが、操作感のこだわりもあって面白かったです。しかもバイオリニストはなかなか操作が難しいらしい話でしたw
テツオさんの「人生を制御するルーレット&年末を制御するルーレット」年末のルーレットが新作と聞いていたので見たかったのですが、逢えなく時間切れでした!! またどこかで...
門奈哲也さんの「お茶淹れマシーン」実はお茶入れの様子が見れなかったので、また次回にぜひ見させて欲しいです。
Pokorinta Laboratoryさんの「自動演奏カホン Pokorinta」カホンという箱型打楽器の中に楽器を入れて自動演奏できる作品。これひとつ持ち込めば色々できそうで楽しそう
見学で見にきてくれた方には、からあげさんもいました。PyCon mini Shizuokaの頃にお世話になってから、ものづくり系のイベントやその周辺のイベントでもお話させてもらってまして、今回もブースまで遊びに来てくれました。展示していた3Dプリンターを見てもらいながら、カスタマイズについて話をしました。
からあげさんの見学レポートでも、カスタムしたBambu Lab A1 miniについて触れてもらいました。こういうカスタマイズの話ができるのもよかった。おすすめですよー
Hamamatsu Micro Maker Faire 2026 見学レポート - karaage. [からあげ]
よく見ると、めっちゃカスタムされているBambu LabのA1 mini。さすがの使いこなし #HamamatsuMMF2026 https://t.co/Wg7ChsCioN pic.twitter.com/tbwqcpiu8R
— からあげ (@karaage0703) July 4, 2026
来場者やスタッフの中にも、ものづくり系のイベントや静岡のコミュニティ関連の勉強会で会ったことがある方が結構いて、こういう場でまたご挨拶できたのは良かったです。
片付けもちょっと時間かけてましたが、綺麗にまとまりまして。打ち上げのメンバーにも運ぶ際にお手伝いしてもらいまして助かりました。
打ち上げ
出展後は浜松界隈でのテック/Python界隈の友人知人の打ち上げに参加しました🍺
ザザシティに入っている中華料理のお店で、味も美味しくて価格もかなり安く、浜松でまた何かやるときはここで良さそうだなと思うくらいのお店でした。おすすめです。
ビールも美味しくて、久しぶりにしっかり飲めて満足でした。
まとめ
浜松の帰りはコストコ寄って、サービスエリアでラーメンとソフトクリームを堪能してました
今回、初めてワークショップを有料・一日がけという形で開催して、来場したお客さんに実際に体験を提供できました。ここは春頃から考えていたところで、実現できて良かったなと思っています。
kata-studioとしては、今できること以上に、実際にデータを作って形にできる環境をもっと広げていきたいと思っています。誰でも当たり前に使えるような、ものづくりへの橋渡しになるようなサービスにしていきたいので、そこを引き続き注力していきます。
近場のものづくりイベントでも、これからも機会があれば出展という形で何か出していきたいと思っているので、見かけたらぜひ遊びに来てください。次回は Maker Faire Tokyo 2026に出展していきます。東京でもまたお会いしましょー 👋