AMD 890GXのsurroundviewを有効にしてグラフィックボードとトリプルディスプレイ環境を作る

メインで使っているデュアルディスプレイに加えて、手近に余っていた19インチのディスプレイをポートレート(縦にする)で使えたらいいなあ。と急に思い立ったので追加してみました。

環境はこんな感じ

  • M/B : AMD 890GX + SB500
  • グラフィックボード : Radeon HD 6800

モニタスタンドを使って作りました。

続きます...

AMD(ATI) Eyefinityで2画面以上出すのは大変

Eyefinityが使えるかなと勘ぐっていましたがちょっと特殊な仕様に泣かされることに

簡単に言うと、3画面以上作る場合はDisplayPort(DP)の利用は必須で、DP対応のモニタならそのまま使えますが、変換して出したい場合(多分デジタルだけなのでDVI/HDMI変換)は変換アダプタは必須。

更に、その変換アダプタにもアクティブとパッシブの種類があり、Eyefinityにはアクティブ型が必要。でお高い。

ATI DisplayPort to Dual-Link DVI CableCB-DP2dDVI
B0034UVD2C ASIN : B0034UVD2C[Amazonで詳しく見る](http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0034UVD2C/mattarinikkim-22/)Powered by [Amazon Quick Affiliate (JP)](http://creazy.net/2009/03/amazon_quick_affiliate_greasemonkey.html)
アップル Apple Mini DisplayPort-Dual-Link DVIアダプタMB571Z/A
B001NJTGZM ASIN : B001NJTGZM[Amazonで詳しく見る](http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NJTGZM/mattarinikkim-22/)Powered by [Amazon Quick Affiliate (JP)](http://creazy.net/2009/03/amazon_quick_affiliate_greasemonkey.html)

(ちなみに今は安くなってるものもあるそうです。HDCPなど、地デジ見たい人向けでは使えなさそうなので、モニタの構成などで注意か避けたほうがよいかと。上のアダプタも地デジ向けに使えるかは調べてません。)

Sapphire Active DisplayPort to Single-Link DVI Adapter44000-02-40R
B0044CKAUU ASIN : B0044CKAUU[Amazonで詳しく見る](http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0044CKAUU/mattarinikkim-22/)Powered by [Amazon Quick Affiliate (JP)](http://creazy.net/2009/03/amazon_quick_affiliate_greasemonkey.html)

端的に言うと、Eyefinityは諦めました。

選択肢は

  • グラフィックボード増設
  • - ローエンドでいいけど、今は出来ない
  • USBディスプレイアダプタを買う
  • - よく知らないし、今は(ry

今日中(作業はスタンドが届いた日の深夜)の完成は諦めと考えましたが、そういえばマザーボードは890GXのチップを使っているのでオンボードでも出力可能。

これを一緒に使えないかと調べて行ったら、AMDのチップセットにはsurroundviewモードというものがあるそうで

自分の環境では、surroundviewの状態はAutoでした。

マザーボードがわのディスプレイ出力(今回はDVI)に三枚目のディスプレイを接続しておき、BIOSでSurround viewをEnableにして再起動するとOSで認識され利用可能に。AMDのCatalyst Control Centerでももちろん認識。

最初にコマンドプロンプト画面が出てドライバのインストールがされている情報が出ていましたが、それ以降は面倒そうなこともなく普通に利用可能です。ポートレートも利用可能です。

制約事項があるかはよくわかりませんが、動画もFlashも再生出来ました。BDのような著作権に厳しい動画情報はダメかも知れません。

追記

どうやらこの環境は「AMD Dual Graphics」と呼ばれているものらしいです。

一応イレギュラーなやり方ではなかったという訳で、それほど問題になることはなさそうです。(著作権保護技術には弱いかもしれませんが)

スポンサードリンク

About Me

Pythonとガジェットとモノづくりが好きな人の日々の備忘録。

スポンサードリンク