市の記念事業 に参加してる中で誘っていただいたので、10月にこちらへ行ってきました。(富士市の参画課の皆様ありがとうございます)
ふじのくにさくや姫サミット2019~変わっていく時代に”働き抜く”ために | ふじのくに女性活躍応援会議
誘っていただいたのもありますが、参加のモチベーションとしてはこんな感じで、
- 富士市方面で働く女性の方の実情ってどんなものか
- 女性からみたこの富士市含めた職場などの雰囲気や意識をみてみたい
- 記念事業の提案を考えるときの参考にしてみる
- 女性が活躍する場の作り方として、自分が参加してるテック系勉強会の作り方の参考に
テック系の勉強会では、どの界隈でも女性に参加しやすい環境づくりを目指す取り組みが最近見れるようになりました
(同時に、ハラスメントの報告もよく言われるようになっていて、意味合いは悪いけど、参加が進んでいる証拠でもありますね)
静岡でも女性であつまれる環境がないものかとTwitterで話があったりと、需要はあると思います。
ただそのときは自分も正直わからないなーと思ってて、まずは女性がそもそも時間やモチベーションがあるのかを考えてみたくなり、こういう場なら雰囲気でもわかるのではないかと考えたわけです。
当日の様子
当日は仕事の都合で遅れて参加しました。講演の後のグループワークに参加でした。進んだ後に参加したのでちょっとついていくので必死でした。参加させてもらったグループは、全員女性でお子さんお持ちの方が多かったです。
参加した部屋のテーマはワークライフのバランスの度合いについて考えることで、そこで上がった意見がこんな感じで
- キャリアと家庭については悩む。キャリアアップの機会はあるからなおさら感じる
- 家庭での生活の問題点はかなり多い。家事がやはり多いし育児のイレギュラーさの対応
- 自分をおろそかにしがち、自分以外を優先してしまう(してしまうというのは後で気が付くとそうなる)
自分は家庭も子供もあるわけではないけど、高齢の祖母を見守る立場でもあるので、その辺の話をしたらもっといろいろと頼ったほうがいいよといわれて、励まされることになりました。
自分もですが、グループ皆さんも苦労話をしつつ、励まし合いつつまとめていくと、 自身の状態をよくすることをまず第一に でした。
自身が関係している仕事も育児も家事もままならないし。自身が忙しいと周りが迷惑しているのではという意見があって、そこにもっと注目したほうが良いのでは?です。
この時もそうだなーって感じてましたが、先日の市の記念事業の取り組みでも同じようなエピソードもあって、間違ってないなと思ってます。
まとめ
最近、市の記念事業のメンバーに教えてもらった、世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数のレポートについての記事があって、
男女格差、解消には100年必要 日本は過去最低=WEF - BBCニュース
男女平等ランキング、日本は過去最低に 中国、韓国、UAEより下:日経ビジネス電子版
そのフォーラムのレポートを見ると、家事に関係する部分がおもしろい点です。
Global Gender Gap Report 2020 | 世界経済フォーラム
Global Gender Gap Report 2020-レポート-世界経済フォーラム
女性が男性より無償の家事労働に費やすことが損失につながる、それが女性のキャリアを阻害する一因になってると書かれてます(翻訳ベースで見たから取り違えてたらすみません)
図3がわかりやすくて、レポートでも日本の例が挙げられているところが、(先進国でも特徴的であって)いかにもと感じてます。世界的にも女性の家事の負担が多くて、しかも善意で成り立ってるため、ここが足かせになってるようです。
今後はこの分野が、ビジネスも社会的な扱いでも面白くなるのではと感じます。
ということで、さくや姫サミット2019に参加できて良かったです。場の雰囲気は良い流れだったと思います。モチベ高いことをもっと発揮できる社会になれると良いなあと。
また、自身を大事にするということほど難しいことはないと感じていて、自分もこの数年は持っているものをどうすれば良くなるかしか考えていなくて。、それも一段落したのもあったので、自分を見直す良い機会にもなりました。