Hamamatsu Micro Maker Faire 2025に出展参加しました #HamamatsuMMF2025

Hamamatsu Micro Maker Faire 2025に出展参加しました #HamamatsuMMF2025


Hamamatsu Micro Maker Faire 2025に初出展として参加してきました!初出展でしたが楽しすぎて、あっという間の1日でした。その時の様子を振り返ります。

ものづくりの祭典として地元で開催されるイベントで、個人プロジェクト「lab.sbsb」としてkata-studioプロジェクトとFraxinus 3Dプリンターの展示を行いました。

Make: Japan | 「作ることで楽しむ、つながる、学ぶ」を広げる「Hamamatsu Micro Maker Faire 2025(ハママツマイクロメイカーフェア 2025)」

浜松科学館を会場として開催されたこのイベントでは、地元のメイカーから遠方の参加者まで、様々な展示やワークショップが行われました。

出展準備

Maker Faireはいつか出展側で参加してみたいと思ってまして。人生で初めてのイベント出展側になりました。静岡県内のものづくりイベントでもあったので、出展の機会を探していましたが、まさかMaker Faireに出展できるとは!という感じでした。

準備についてもちょっとだけ振り返ります。出展要項は出展する際の作品についてと、具体的にどういう設備や機材を持ってくるかの掲載も必要でした。紹介文の作成では悩みましたが、AIツールの助けも借りながら準備しました。

unagipyコミュニティでMaker Faireなどの出展経験者の方に相談したところ、「子どもが多いイベントなので、楽しめるものがあると良いかも」というアドバイスをいただきました。

kata-studioはどんな人でも3Dプリンターでものづくりが楽しめるためのサービスとして開発しています。その紹介もすると同時に、子どもたちにも楽しんでもらえるような体験を提供したいと考えました。

  • kata-studioの体験を紹介するための3Dプリンターのデモを行う
  • 子どもでも楽しめる塗り絵体験を用意しました
  • Japan RepRap Festival 2025でも出展したFraxinus 00tw(小型3Dプリンター)の展示

新しく作成したemojicharmの3Dモデル生成テスト。当日は子ども向けのアイコンをいくつか選んで3Dプリントした上で、チャームの塗り絵体験を行いました。

cubemeishiも展示用に印刷を増やしたり

3Dプリンターの造形物に色を塗る方法も調べて試していました。水性の顔料系なら塗りやすいようです。ポスカが一番きれいでした。

これらを組み合わせることで、様々な年齢層の方に楽しんでもらえる展示内容にしました。特に塗り絵は手軽に参加でき、完成した作品を持ち帰れるようにもしました。

ポータブル電源の準備

今回は電源がある環境だったので、必ず必要というわけではありませんでしたが、ポータブル電源も持参しました。BambuLab A1 miniの消費電力に合わせて、小型ながら出力が出せそうなものを選んでいます。3泊4日でおよそ7000円程度です。

[レンタル] EcoFlow(エコフロー) RIVER 2 PRO ポータブル電源(768Wh) - Rentio[レンティオ]

出展前日・当日の様子

前日準備

前日は車で機材を積み込んで会場へ。会場は浜松科学館で、科学館という場所柄もあって子どもたちが興味を持ちやすい環境でした。

会場の準備も進んでいました。

設営完了!

ポータブル電源も準備万端。電源の心配はありません!実際に使っていて助かりました。

当日の展示

塗り絵体験は大好評でした!たくさんの子どもたちが塗り絵に挑戦してくれて、kata-studioで作ったチャームに色を塗ってもらいました。プロジェクトの紹介も合わせて行い、実際にWebサービスを触って体験してもらうこともできました。

塗ってくれた作品です!コラージュでまとめました。

それぞれ個性があって、見ているこちらも、一緒に来ていた親御さんも楽しそうで良かったです。予想以上に多くの方に興味を持っていただけて、持参した名刺もほとんど配り切ってしまいました。

来場者の方からいただいた意見やフィードバックもとても貴重でした。プロジェクトの進め方について悩んでいた部分もあったのですが、実際にユーザーの反応を見ることで一つの方向性が見えたと思います。

出展の体験も初めてで楽しくも大変でした。ほぼ休みなしの立ちっぱなしでした。ひっきりなしに来場者の方が見に来てくださって、あっという間の1日でしたが、一瞬だけ休憩を取ってブースを見に行ったりもしていました。ワンオペ出展が大変と言われている理由がよくわかりましたw

近くのコンビニでお昼を買って、サクッと食べてすぐに帰ってきました。

見てきたブースと交流

お隣のスズキさんのブースでは「魔改造の夜」で話題になったプロジェクトが展示されていました。テレビで見たあの電ママシンの現物!

実は別のコミュニティでお世話になっていた方が関わっており、しかもお隣のブースでバッタリお会いするとは思わずびっくりでした!

向かい側、お知り合いのブース。自作ビールサーバー。LEDディスプレイ付きで注ぎ方もこだわりがあるそうです。

そのお隣もunagipyコミュニティつながりのブースもありました。友人知人が多かったのも、初出展での安心感につながりました。助けていただいたりもしてありがたかったです。

こちらもお隣のブース。株式会社フィトメトリクスさんの画像識別を使って植物の状態を機械学習で分析するプロジェクトです。実家が米農家なのもあって、植物系のプロジェクトはとても興味深いです。Kaggleのコンペもあると教えてもらったので、トライしてみたいと思います。

Seeed Studioさんのブース。からあげさんもいらっしゃっていて、AIロボットのデモもありました。時間が足りずに触れなかったので、またどこかで触ってみたいです。

からあげさんのレポートはこちら

「Hamamatsu Micro Maker Faire 2025」見学レポート - karaage. [からあげ]

浜松はものづくりと音楽の街でもあるので、サウンド関連のブースがとても興味深かったです。音楽と技術の融合は浜松ならではの魅力だと感じました。

株式会社ソフトウェアコントロールさんのブース。顔認識で笑顔の時にジャンプすることができるゲームです。試してみましたが、なかなか笑顔を維持するのが難しかったです。表情筋を鍛える必要がありそうです。

大学のロボットプロジェクト。動いているところを見たかったです。

競技ロボットの展示。出展の方の地元にロボット競技大会もあるそうです。地域で競技ロボットのイベントがあるのはいいですね。

出展者として参加していたため、すべてのブースをゆっくり見ることはできませんでしたが、たくさんの方とお話しでき、様々なプロジェクトを見ることができて、とても楽しく良い刺激になりました。

浜松科学館も良いところでした。土曜日の休日には子どもたちで賑わっていますね。イベントも多そうでした。

MakerChip交換

このイベントでMakerChip交換も楽しめました。いろんな方とお話しできて、それぞれのプロジェクトについて話せるのも良かったですね。

打ち上げ

この日はunagipyコミュニティで出展者、来場者として来ていただいた方と一緒に軽めの打ち上げでした。お酒が染みます。いろいろと最近の様子も教えていただいて、楽しい時間でした。

まとめ

初出展ということで緊張もしましたし、当日は1日立ちっぱなしで疲れもしましたが、それを何倍も上回る楽しさでした。Maker Faireという場の魅力を出展者の立場から体験できたのは本当に貴重な経験でした。

来ていただいた皆様、お話ししてくださった方々、本当にありがとうございました!お会いできて嬉しかったです。

実はこのイベントの前にMaker Faire Tokyo 2025は残念ながら落選してしまいました。こちらも憧れていたイベントで応募していました。競争率も高そうでしたので、来年もチャレンジしたいと思います。

しかし、NT東京、NT名古屋に出展することにしました!このイベントも毎回気になっていたので、参加できるのが嬉しいです。今後もものづくりやデザイン系のイベントに積極的に出展していきたいと思います。

次回に向けて

  • 塗り絵体験:今回とても好評だったので、次回のイベントでも実施します。予算の都合もあり、体験販売の形で行う予定です。
  • 3Dプリンターデモ:次回も実施します!今度はFraxinus 00twのみで動かしていく予定です
  • コミュニティ交流:様々な方と交流できることを楽しみにしています

引き続きプロジェクトを進めていきます。またイベントでお会いしましょう!