前編のつづきです。後編はエモい話です。ちなみに「エモい」はエモーショナルなエモです。
SNSではもはや日常用語の「エモい」 一方高すぎる汎用性に10代は混乱も | ORICON NEWS
発表までの流れ
当日発表の資料作りに対して、まずは内容をどうするか話し合うために、自分が担当したグラフやその他みたい資料をそれぞれ分担して用意した後に、メンバーで資料を見合って特長的な部分をブレインストーミングとKJ法に近い方法で抽出しました。
この辺は分科会メンバーとお知り合いだった、静岡大学の跡部先生や、オブザーバーとして参加していただいた他の分科会の方よりアドバイス頂いてブレストをした結果です(ご協力ありがとうございました!)ファシリテート役の多文化・男女共同参画課(以下、参画課)の分科会担当の方に良い形でまとめてもらえました。
そこから事例や改善方法を探りつつ、挙げられそうな内容をいくつか絞ってスライドを作成しています。初稿のスライドはリーダーさんが作りましたが、初稿からほとんど完成に近いものだったので、自分含めてほとんど言うこともなかったです。(この辺からしても集まったメンバーの凄さを感じる)
スライドの細かい修正については、大体はこちらを参考にしつつ、レイアウトやフォント周りをマスターで統一し直してます。やはりマスターで統一した方が圧倒的に進めやすいため。
文章だけなのも味がないので、画像もなるべく使いました。やはり、いらすとや先生は学術系も行政も御用達なのもあって使いやすいですw
細かい修正をメンバーと話し合いつつ、冗長な部分は表現を変えつつ、補填出来そうな資料も用意してみました。たまたまみつけたこのログミーの記事はいい感じで取り入れてもらえてよかったです。(でも直前だったのでホントすみません)
さくら田中氏「社長の機嫌が悪くなると会社は傾く」 成長企業をつくるために、経営者が心がけるべき“余白”の実践 - ログミーBiz
印刷の都合もあったので、スライド数もそれほど多く作らずシンプルさに徹した結果、発表後にその点の評価を別分科会の方に言っていただけたのは嬉しかったですね。(初稿を作ったリーダーさんに👍)
当日の様子
発表も分科会の代表ということで、リーダーさんによる発表でした。練習もしっかりやられていたとのことで、結果的にはメンバー全員安心して任せられました。
追記:一言だとアレだったので、会場の雰囲気を載せておきます。
当日の様子も少しだけ紹介すると、まず朝からびっくりするぐらい晴天でした。参画課に雨男と自負される方がいましたが期待を裏切ったようですw
当日の会場はこんな感じでした。式典の途中の写真は多分多方面で公開されると思うので省略。
休憩場所の名前がちょっと面白かったので一枚。差し入れ持ってくるべきだったなあ。
懇親会の様子です。コースでしたがラビオリが美味しかったです。他の料理は酔っていたのもあって撮りそこねた・・
今回のまとめ
今回の記念事業の間にいろんな方から学べたこと、発見できたことを載せておくと
時間はないなら、ないなりに善処すればいい
これは今年70歳になられた男性のメンバーから。自分もなるべく良いものにしたいとギリギリまで詰めようとしましたが、アドバイス頂いてハッとしたので。
明るく取り組むことの大事さ
リーダーさんは働かれている上でお子さんをお持ち方ですが、とにかく明るくて、メンバー全体でキリキリしていた時期もあったので大変だったでしょうが、リーダーあってこそのまとまりだったと思います。
自分含めて同年代の先輩的な存在で、最近管理職になられた女性の方(お子さんもお持ちです)も公私忙しいのにもかかわらず、できる限り打ち合わせに参加されたいとのことで、忙しい合間を縫ってオンラインで参加されていました。そのバイタリティは尊敬です。
この半年はお二人も大変な時期もあったと思いますが、そんな中でも分科会の打ち合わせでは、真剣に議論しつつも場を大事にされていたと思います。自分だとなかなかできないと思いつつ学ぶ機会になりました。
富士市の知らなかったコミュニティを見ることができた
分科会メンバーは富士市の男女共同参画の分野の第一人者や、教師を引退された後も含めて長年貢献された方々もいます。経験豊富な話はどれも考えさせられました。
この記念事業では、会場になった富士市フィランセ Philanseを本拠地として活動されている団体でまとまる「きらり交流会議」が富士市と共同の主催をされています。そこで登録されている市民団体の一覧を見ると驚きます。今までに自分は知ることがなかった分野で、どの活動分野も勉強になります。(しかも女性主体が非常に多い)
- 分科会の打ち合わせの場所を貸していただいた「女性ネットワーク・富士」。(本当にお世話になりました!)
- 「おやこそだちの会」は幼稚園~小学生低学年の親子が集まるグループです。富士市に親御さんのネットワークがあることも知らなくて驚きでした。
- そこからプログラミング教育の話で手伝っていただけないかとお声かけていただいて、そこからCoderDojo三島沼津の方々にもお会いできました。縁が縁を呼びますね。(その話は近々別の記事で)
富士市の行政の方も熱い
実は富士市の公務員の方って正直どうなのかと、ネガティブな目で見てた時がありました。というのも 5374(ゴミナシ).jp for 静岡県富士市版を作ったときに、関係の課に相談してみたことがありますがあまり反応がなかったのもあって。
ただそうでない方ももちろんいます。シビックテックに興味を持ってから静岡県内や全国で活動的な公務員の方にお会いしてましたが、富士市の多文化男女共同参画課の皆さんは負けじ劣らずです。
会の後に参画課の皆さんは自分のことを、富士市にこんな人がいただなんて...と言っていただけましたが、こちらがそっくりそのままお返しますw
とくにC分科会の担当の方にはよく助けていただきました。分科会の打ち合わせのファシリテートから、方向性やアイディアも出して頂きました。あとなかなか熱い方でもあったので、また色々とお話できたらよいなと。
それと参画課は多方面に関連する事業をやられている事もあって、SDGsとも相性良いと思うシビックテック方面に誘うのもアリかも知れないw 興味あります?
シビックテックプレイヤーがSDGsのパートナーとなるべき3つの理由|kenchif|note
富士市の市民も熱い
同年代でお子さんお持ちの女性の方もいます。女性管理職になられた方もいらっしゃったり、この会から少し先の未来は良い流れを感じました。
話は変わりますが、都内や静岡県内でも富士市お住まいで活動的な方を見たり。シビックテック方面だと最近だとCode for Japan Summit 2019でも都内に出向されている富士市の方ともお会いできました。分野違うけど最近のIT技術系勉強会では富士市の方もたくさんお会いしました。
富士市はまだまだ見るべき物事や広めるものはたくさんあると感じてます。自分もそれの助けになる取り組みをしたいものです。
終わりに
他県出身の方に富士市の居心地の良さをよく感じると話されていたのが印象的でした。内側で良さを感じるのは難しいものです。教えてもらったことの誇らしさを忘れないようにしていきたいですね。
分科会メンバー皆さんには、会の中では自分の知らない分野や普段の悩みも含めて色々とお話し、自分のことも聞いていただいてありがとうございます。
自分は見識を広げたい考えで参加してた側です。冷静(悪くいうと冷めた目線)に見ようと思いましたが、そうならなかったことに気がつけたのはよかったなと。こうしてがんばれたのは参画課皆さん、集まった実行委員の皆さん、分科会の仲間のおかげです。よくしていただいて感謝しかありません。
この記事を打ち上げの後に近くのタリーズで書いていましたが、ひさびさに泣きそうでやばかったですw
今日1日でだいぶ色々と頂いたのもあって、お酒も飲んだのもありエモすぎて胸アツで泣きそうですが、カフェでブログの下書きを書いてるのでそんな醜態は晒せぬ...😅
— Hiroshi Sano (@hrs_sano645) December 14, 2019
いつの間にかではあるけど、惜しみなく取り組みたくなってました。参加できてよかったし、良い経験をさせていただきました。
今回は一区切りで後ろ髪が引かれる思いもあり、また皆さんとお会いしたいものです。その時はまたざっくばらんに色んな話をしましょう!