最近利用しているテキストエディタはVSCode(Visual Studio Code)という、MicrosoftでElectron製のテキストエディタですが、普段どう使っているか聞かれたことがあったので今どんなふうに使っているかまとめてみます
Visual Studio Code - Code Editing. Redefined
(知ってる限りの)特徴
Electronベースのテキストエディタです。Atomも有名ですが、あちらより軽量だったのが最初の特徴でした。
しばらくして拡張機能にも対応して、IDEライクにも使えるようになっています。またターミナル機能がビルドインされているのも特徴です。
設定はJSONで記載するので、初心者の方には優しくない開発者向けのアプリです。その為、各プログラミング言語を書きやすくするサポート機能があります。シンボル補完機能であるIntelliSenseもその一つです。
また、Gitも標準で操作に対応しているので、ローカルリポジトリがあるフォルダを開けばステータスバーに状況が表示されるようになります。
その他の特徴は公式におまかせします。
Visual Studio Code - Code Editing. Redefined
普段の様子
このブログを書くときもVSCodeを使っています。Python-Pelicanはコマンドでブログのコンテンツを生成, アップロードを行うので、いちいちMacのターミナルを起動しなくてもそのまま操作できるのがありがたいです。
#vscode 普段使いの様子 pic.twitter.com/To9limWluK
— Hiroshi Sano:🦑2 (@hrs_sano645) 2017年11月8日
その他、Python, Javascriptの簡単なコードを書いたり、開発用途にも利用しています。Lint(静的な文法チェッカー)も動かせますし、デバッグ, ビルドなども必要な設定をしておけば利用できます。自分はターミナルから叩いちゃいますが。
以前利用していたSublime Text3よりはメモリ使用量で負けていますが、最近の開発者人権レベル(32GB)あたり入れられている方なら軽々動くはずです。自分は16GBのMacbook Proで利用していますが気になることはありません。
これでMacのアクティビティモニタを見た様子。まあまあ食ってます。 #vscode pic.twitter.com/5HemsWOP58
— Hiroshi Sano:🦑2 (@hrs_sano645) 2017年11月8日
利用している拡張機能
- Python - Visual Studio Marketplace
- Pythonサポートを行う拡張機能。Lint, オートインデントサポート, IntelliSense, コードフォーマット, スニペット, ユニットテストのサポートなどてんこ盛りで、これ一ついれる(各種機能はそれ向けのpythonモジュールが必要なときもある)だけで、Pythonをほぼフルサポートしたエディタが出来上がります。
- Settings Sync - Visual Studio Marketplace
- 設定をGithub Gistへアップロードし、別のマシンのVSCodeと同期出来るようになります。
- Githubのパーソナルアクセストークンの取得が必要ですが、ドキュメントを見ながら行えば簡単にできます。
- ESLint - Visual Studio Marketplace
- Javascriptを書くときのLint機能として、ESLintを提供する拡張機能です。これ以外にもNode.jsのESLintパッケージもいれる必要があります。
- Solarized-ocean Theme - Visual Studio Marketplace
- テーマも拡張機能で提供されています。毎回Solarized系のテーマをつかってて、背景色が黒目が良かったのでこちらを利用してます。
- Material Icon Theme - Visual Studio Marketplace
- テーマアイコンという概念もあります。マテリアルデザインでサポートするファイルタイプが多かったので利用しています。
- markdownlint - Visual Studio Marketplace
- Markdownも標準で掛けますが、Lint機能が無いので入れています。CommonMarkベースで検証しているようです。普段Python-PelicanとGithub(Gitlab)あたりにしか使ってないので用果たしてます。
- Auto-Open Markdown Preview - Visual Studio Marketplace
- VSCodeに標準で備わっているMarkdownのプレビュー機能を、mdファイルを開いたときに自動的に起動してくれます。サイドバイサイドで表示します。
- 複数mdファイルを開いてるとちゃんと動いてくれませんが、ショートカットがあるのでそんなに苦労はしません。
- Copy Markdown as HTML - Visual Studio Marketplace
- Markdownでパースした結果のHTMLをクリップボードに入れてくれるアドオン。Markdown慣れしすぎてhtmlを忘れた人向け(冗談です。。テーブルをhtmlタグで書きたくなかったときに使いました)
- hexdump for VSCode - Visual Studio Marketplace
- 普段あまり使いませんが、バイナリなファイルの中身を見たいときに使ってます。多分殆ど人は用がない拡張。
- Excel Viewer - Visual Studio Marketplace
- CSVファイルやxlsxをテーブル表記で見れるビューア。使う機会あるかなと思って入れましたが殆どなかった。。 CSVファイルを見るときに便利といえば便利です。
まとめ
ということで、VSCodeの紹介でした。最近になって同期できる拡張機能が現れたおかげで他のマシンでもつかいやすくなりました。
簡単なコーディングならこちらで問題なく出来るので、プログラム初学者の方にもおすすめです。