Ryzen 3800X が手に入ったので自作PC

2019-12-27(Fri) Review

今年の夏はAMD界隈が賑やかってまして、AMD派(今はしかたがなくIntel使ってる)な自分も心躍る日々です。

Ryzenの三世代目がなかなか良いとのことで、自作したいなと考えてました。といっても自分のマシンはどちらも2年前に作ったものなので流石に交換できないと思って、事務所の中では一番古いWS(HPのZ800)がそろそろ限界になってきたので、そちらで自作欲を満たすことにしました 自作PCで世代交代をしてみました。

構成

今回の構成はこうしました。購入したのは秋葉原のtsukumoさんです。いろいろご相談に乗っていただいて助かりました。

CPUはそのとき手に入らなかったのですが、近所のOAナガシマさんで3800Xがあったのでそちらで購入。奇跡的に1つのみ在庫があったらしいです。

種類 製品名
CPU AMD Ryzen 3800X
メモリ 32GB(メーカー名忘れた)
MB ASUS ProWS X570-ACE
GPU AMD Radeon RX5700XT
SSD WD Black NVMe SSD 1TB
冷却システム Enermax LIQTECH IIシリーズ / ELC-LTTO360-TBP
電源 Owltech Seasonic Focus+ Platinium 750W
ケース Define R6

仕事で使うマシンとして、3DCADを扱うのでGPU方面も本当はQuadroが良いのですが、今利用しているKeyCreatorというCADはどうやらRadeonの方が相性は良いらしいので、ミドルレベルですがRyzen 3世代と同時に発表されたRX5700XTを選びました。

HP Z800のCPUはちょうど3800Xと同じ8コア16スレッドです。(その時代的に言うと2CPUユニットです)今回はベンチマークなどはちゃんとやってませんが、軽くしてみたベンチマークソフトや実作業でのベンチも2,3割の改善になってて、さすがに年代の流れを感じますね。

簡易水冷を導入したのもはじめてで、ただ今の製品はMBやケース含めて本当によくできているので、心配することはありませんでした。ただ吸気か排気で悩んだぐらいです。

ケースはスウェーデンメーカーのDefine 6です。とってもかっこよい。

TSUKUMOの店員さんに、フロント側にラジエーターを置けるので取り回し的にも便利とのことで選びました。そのしようにケースを変更するのには苦労してましたが綺麗に収まって満足してます。

最近は光学ディスクや2.5インチのディスクすら使わなくなりつつあるので実現できます。みたことがないおもしろい形にできました。

作業の様子

雑感はこのぐらいにして、あとは自作している様子のメモがてらまとめてます。

Ryzen 3800Xと集めたパーツ類。実は本当は3900Xが欲しかったのですが、3800は8コアでは一番高いクロックを出せるらしいのと、メモリバスでは3900Xよりは性能が出るらしいので、選択としては悪くなかったと思います。

パーツが揃ったので組み上げていきます。

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簡易水冷のネジの多さにやや不安を覚えながら進めてます

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電源は枠に固定して外から入れるタイプ。メンテ性高いですね。

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Define 6の中身はこういう形で、今回はフロントの各ベイが入るエリアとフロントファンをすべて取り、ラジエータを入れるために一部の部品を組み替えます。

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ベイを固定するプレートを反対側に収めてねじ止めしますが、ネジ多めでタップを舐めないかやや不安でしたが問題なくいけました。

CPUを入れていきます。 同時に水冷のユニット用のバックプレートを交換します。

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ついでにSSDの冷却フィンもはずしておきました。この裏の保護フィルムを剥がし忘れると残念なことになるので注意。

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CPUグリスは簡易水冷ユニットにも付属されていましたが、何かで購入したこちらを使いました

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MBのバックプレートをはめて

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MBにCPU、メモリ、SSDをのせます。GPUを入れたらそれで終了なので、構成パーツ類のケーブルがいらないのは良いですね。

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水冷のCPUユニットを取り付け。こちらのフィルムの剥がし忘れも注意ですね。

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水冷CPUユニットを取り付けて

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細かい配線をしつつ

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GPUものっけます。

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この状態で稼働テスト

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久々だからトラブルだろうと思ったら一発で動いてしまったw

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CPUの認識もよし

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裏の配線も綺麗にまとめました。白色の部分は2.5インチディスクのマウンタですが、この状態でものせられるのは良いですね。

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内部もこんな取り回しです。冷却はバッチリですね。

ここまでやって、冒頭に書いてた水冷の吸気排気を考え直してラジエーターをとりつけなおしました。

正直どちらでも変わらないらしいのですが、フロントは吸気向けのダストフィルターがついてるのもあって吸気に切り替え。この作業地味に面倒なので間違えないようにしたい。。

最後にOSを入れて環境をセットアップして終わりです。Windows 10はネット経由でも購入できるので非常にたすかります。ちなみにMSで買うよりヨドバシ経由のダウンロード版を買った方がポイント的におトクですよ。

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あとなぜかパッケージ版のほうが安い。一時的かもしれない

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Amazonは不正扱いになるOEM版が出回っているので買わない方がいいです。正規版の方が何だかんだ安くつきます

まとめ

自作楽しい! 簡易水冷もケースも良かったです!

性能的にも前のマシンより飛躍してるイメージですし、しばらくはいい形で扱えると思います。

自分用のマシンもRyzenにしたいのですが、あと2年は今のままがコスト的にも良いので渋々諦めてます。その頃にはまたIntelとAMDの流れもいろいろ変わってるかもしれませんし。