備忘録です。El Capitanがリリースされてだいぶ経ちましたが、仕事の都合でメインでつかってるMacbook Airをアップグレードさせることができてませんでしたが、ようやく余裕ができたのでやってみました。
El Capitanとhomebrew使いなので、SIPの問題で面倒かな?って思いましたが果たしてどうなるか。
バックアップ
安心のTime Machineと設定類を同期できるMackupというツールを使っています。homebrewはbrew-fileでbrew経由で入れたソフトも簡単にインストールしなおせます。
- 設定類(/home/.*類, ~/Liberty/Application Supportなど)→mackup
- というバックアップアプリで大体の設定をバックアップ出来ます。自分はDropboxに実体をおいてます。これでいつもバックアップ取れているはずなので
- 全てのアプリの設定をそのまま新しいMacに移行できる『Mackup』 | ライフハッカー[日本版]
- brew-file
- これで、brew, brew-cask, Mac App Storeなどでインストールしてるアプリの一覧をそのままそっくりgithubに投げてます。
- https://github.com/hrsano645/Brewfile
- 最新状態を保持するために
brew file init
をしておくこと
- これで、brew, brew-cask, Mac App Storeなどでインストールしてるアプリの一覧をそのままそっくりgithubに投げてます。
- Time Machine
- その他必要なデータをひっくるめて、もしも以前の環境に戻したくなったらを考えてとっておきます。
- 消してはまずいデータもここで取れるので安心
- 最近ディスクスペースをフルで使い切ったので過去のデータを消して新規にやり直してます。
- Parallelsの仮想マシンのディスクイメージ, その他確実にないと困るデータ
- Time Machineで大丈夫とおもいきや、たまに信用ならないことがあるので、これが無くなったらマジで困ると言ったデータは個別にバックアップ。
- 仮想マシンで入れてあるWindowsはなくなると(インストールがすごく面倒で)困るので、ちゃんととっておく
- と入ってもたいていのデータはクラウドにあるので、ほとんど困ることが無いハズ
クリーンインストール
今回もYosemiteと同じくUSBメモリで作ります。ほぼやり方は同じらしいです。Qiitaで書かれてる方がいましたのでリンクしておきます
elcapitan - Mac OS X El Capitan(OS X 10.11)のインストールUSB作成方法 - Qiita
でインストール
環境復元
- xcode, homebrew, homebrew-cask, brew-file をインストール
- homebrew-caskでdropboxをインストール。データを同期
- ASUSTORのNASでDropboxアプリがあるので、LAN同期でさくさく同期できちゃいます
- mackupをインストール
- mackupで設定をリストア
- brew-fileで同期してるアプリをインストール
- 必要なファイルがあるかチェック
後は、Evernoteの同期とかするぐらいでした。やることはこれだけですんなり復帰出来ます。時間だけがとてもかかるのですが。
parallels Desktopで注意すること
既存の仮想マシンファイルを追加する時に、仮想マシンは移動したのかコピーしたのかを選択する必要が出てきます。その時は移動にします。そうすることでMacアドレスやハードウェアIDが変わらないはずです。
誤算だったこと
- ~/.ssh/configが消えてしまってた
- TimeMachineで復旧できました。転ばぬ先の杖です
- ~/.virtualenvを元に戻す時に、pythonのバージョンが違って仮想環境が動かせない
- 必要な仮想環境はpip freeze > requaiments.txt などしておく。作り直したほうが早い。
- シンボリックリンクの問題なので、リンクを消して同名の仮想マシンを作り直したほうがいい。(でもこれした後は結局pipで入れたパッケージにアクセスできなかったので、作り直したほうが早いです)
- ユーザーフォントが復元できてなかった
- Time Machineで復元
締め
このやり方で大抵は簡単にことが済みました。データのロードや同期などでえらい時間はかかりますが、それでも丸一日でアップグレードできて普通に使えてます。
特にTimeMachineがあること自体は凄く安心です。データの保管は大抵これで問題ないはずです。El Capitanで不都合があっても、アップグレード以前にするようにシステム自体の復元にも使えますし。 TimeMachineができるように、外部HDDやTimeMachine対応なNASやTime Capsuleなど用意して臨むことが大事ですね。
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HomeBrewはほぼ問題ありませんでした。クリーンインストールだとSIPにまつわる問題は心配ないってことかな?
早速ブログを書きつつEl Capitan初めての体験ですが、心なしか処理速度が上がってるようで、仮想デスクトップもサクサク切り替わってくれます。
あと日本語入力が変わりましたね。試しに使っていますが変換が入力中に自動的に進んでいるのが心地よい気もしますが、気持ち悪い感じもあって、速度がやや遅くなるのも気になりますが、面白いのでしばらく使い込んでみようと思います。
来年出てくるだろうAirの動向もそろそろ聞きたいところですが、新しいOSになりましたし、しばらくはこれで頑張れそうな気はしています。と言いつつ出たら買うと思いますが(笑)