書籍の自炊用に買いました。以前までは手で頑張っていましたが、やっぱり面倒になるんですよね。。。
裁断機を買うにしても3万円。。。までいきなりは行けないので段階を踏むことにしました(笑)
開封レビュー
まずは開封から
交換用品も1セットで入っています。
裏はこんな感じ。ゴムが付いているのですべりません。
具体的な使い方
今回利用した本類
まずはカバーを外し、本の外装を取ります。背表紙は諦めます。
挟み込みます。で、カッターを往復させると切れるわけです。断面も綺麗です。(撮影したのですがピントが合わないで掲載を諦めました)
スキャンします。
とにかく綺麗に切れる
もちろんオルファのカッターもとても綺麗に切れましたが、手作業だとどうしても斜めになることが多くて、それによってスキャン時に傾いしまうことも多いです。
今利用してるドキュメントスキャナのDR-150は、傾き補正をかけても微妙に傾ことが多くて、何度かやり直したりしていました。
このカッターにしてから、少なくとも裁断した紙はすべて同じ幅で切れるようになります。
カットラインがちゃんと分かる
受け売りですが、裁断する紙を固定するときに、蛍光色のプラスチックなカットする位置を教えてくれるガイドが一緒に降りてきます。 自炊する際はあまり必要なさそうなのですが(ミリ単位で調整するほうが多いので)、仕上がりをイメージしやすいので失敗しにくいです。 利用していて、余分に切りすぎた!ということがなくなりました。
多少かさばる
本体の大きさは49cm×8cmほどあります。確かに大型裁断機に比べると、棚にもしまえる大きさですが、A4より大きいモノなので難しい時もあります。 結局床に立てかけたりしています。。。
ガイドがあまり役立たない
裁断機の上面にはマス目があり、よくある用紙などのサイズ幅も書かれています。また下部にはミリ目が記載されています。ミリ単位での調整がし易いです。
しかし、この製品の紹介にもあるガイドは ガイド自体はプラスチックでできていて、大型の磁石で固定できます。なのであまりずれることはないと思われますが、意外とずれてしまいます。
ガイドに向かってトントンと本を揃えると数ミリずれたりして、やり直すことも多いです。 ガイドと言うより、本当に支え程度の役割しか持ちません。
本当に強靭なガイドが必要な場合は、大型の文鎮や磁力の強い磁石とアルミのアングルを組み合わせるなどでガイドの自作をしたほうが良さそうです。
普段使いにもおすすめ
うちの事情で、今年は紙垂をたくさん作りましたが、その時にも活躍してくれました。半紙程度のうすさでも綺麗に裁断してくれます。(もちろん刃が良い状態ならですが
その他、裏が白い使用済みコピー用紙でメモ帳を作るといった時にも大活躍。綺麗に切れるので作りやすいです。
本をばらすときは、このカッターにはさめるぐらいにバラす必要があります。50ページごとで分割していますが、そのページ分スキャンして正しくスキャンできているか確認しながらやっている都合があるので、かえってこちらのほうがやりやすいです。
バラす手間はありますが、挟み込めれば綺麗にきれますし大幅にずれることもありません。最近自炊を初めて、一ヶ月に数冊の作業をする、雑誌をよくやるという方にはぴったりだと思います。(さすがに1ヶ月100冊とかの量には向きませんが)