Sugruはだいたい多くのものにくっつけたり、形をつくったり出来るシリコンラバーパテです。詳しくは前回のエントリーより
今回は、前回の写真にチラ見せしていますが、ソニーのヘッドフォンにBluetoothレシーバーを取り付けるようなマウンタをsugruを使って作ってみました。
Bluetooth未対応の普通のヘッドセットをBluetoothステレオヘッドセットに仕上げてしまおうという話です。
完成写真
よくわからないと思われますので解説すると、Bluetoothレシーバーは多くはクリップで付けれるものです。なのでクリップをつける部分を金物で作って、Sugruで接着したものです。 ターゲットはソニーのSHB20で、大きさ的にもちょうどよく作れました。
続きは製作過程の紹介です。
何を作るか
マウンターとはいうものの、クリップ止するためのハンガーを作る感じです。 金属板を曲げてクリップする部分を作ります。接着がsugruで行います。
材料
- 曲げやすい金属の板:大きさは適当
- 今回は100円ショップで買ってあった手帳向けの定規を使いました
- sugru mini pack 1ケ
- 黒を使いました
- 布
- クリップするハンガーの部分を保護するために使いました。適当な布で今回はデニムの歯切れを使いました。
- 3.5mmステレオミニプラグ 2個
- 双方同じものでも良いですが、ヘッドフォン側に付けれるものを選びましょう。
- 線材
- リケーブルで使うような線材を使います。余っているものを使いましたがどういった製品かは忘れました・・・
製作の様子
まずはハンガー部分を作ります。写真の左側にあるものが作ったもの。 凸型に曲げて、クリップする部分を作りました。
仮止めして形を確認します。
今回は練りゴムという、ちぎったりねって紙を貼り付けたりする文具を使って、実際に付けた時と同じ位置につけました。
sugruで付けます。練って盛ります。
クリップを挟む部分に布を巻き付けて、それ自体もsugruを使って接着。
あとは24時間放置です。
次に短いヘッドフォンケーブルを作ります。と言っても適当にミニプラグと線材を使いました。
保護する布スリーブ(確か自転車向けのゴムひもの保護布チューブ)も余っているものを利用。
完成です
使ってみて
Bluetoothでapt-xとかAAC対応の機器は持っていないので、音質とかあまり考えていません。便利ならそれでいいかなというぐらいです。
そういう意味で評価すると、Bluetooth内蔵のヘッドフォンというぐらいのフィット感はありませんが、ヘッドフォンコードを気にしないで入られる自由さがあります。
クリップがあるものならだいたいの製品に利用できるはずなので、別のレシーバーを使うのも良さそうです。
今回使っているSHB20も、ブラックならもうちょっとマッチしたかなと思ったのですが。。。w